自己愛性パーソナリティ障害とは?未熟な自己愛が現す3つの特徴!

パーソナリティ障害とは、思考や行動形式に偏りがあることにより日常生活や社会生活に支障が生じてしまう精神疾患で、「自己愛性パーソナリティ障害」とは、その症状による10タイプの分類の一つです。

自己愛性パーソナリティ障害を大まかに表すと、自己中心的で過大な優越感を持つ一方、他者の否定的評価に過敏で共感性が薄い性質となります。

自己愛性パーソナリティ障害とは、どのような疾患であるかについて説明します。

自己愛とは何か?自己愛と障害の関係とは?

自己愛性パーソナリティ障害とは、「自己愛」の形成が未成熟であるために、あるがままの現実の自己を認められずにいる状態を表しています。

自己愛とは自己肯定能力!

「自己愛」とは、自分を大切にする「自己肯定能力」です。自己愛は成長に伴って形成されていくのであり、成熟することによって自分以外の他社にも同様に肯定する能力を身に着けていきます。

根底には未成熟な自己愛が!

自己愛の未成熟は、「過大な自己評価」、「他者の評価への過剰なまでの過敏性」、「共感性の欠如」となって現れます。それによって、対人関係に問題を生じてしまい日常生活や社会生活に苦痛を覚えてしまう場合、「自己愛性パーソナリティ障害」と判断されます。

自他共に分かりにくい症状!発覚は二次障害!

自己愛性パーソナリティ障害が現す誇大な自己評価や他者の批評への過敏性は、程度の差はありますが誰にでもあるものであり、それ自体が問題の本質ではありません。

気付きにくい理由とは?

対人関係で現れる思考や行動は、本人にしてみれば「無意識に現れる気質」であり、周囲から「個性的な性格」として認識されるため、自己愛性パーソナリティ障害は気付きにくい疾患となっています。そのため自己愛性パーソナリティ障害の発覚は、症状によって引き起こされる二次障害の診断過程に見つかる場合がほとんどです。

表出する二次障害とは?

自己愛性パーソナリティ障害が引き起こす二次障害には、主に以下の疾患や行動が挙げられます。

    <二次障害の事例>

  • 他の精神疾患:うつ病、不安障害、パニック障害、不眠症、摂食障害など
  • 問題行動:自傷行為、自殺企図、引きこもりなど

表出の仕方は2タイプ!それぞれの違いとは?

自己愛性パーソナリティ障害に現れる3つの特徴の根底には、未成熟な自己愛が存在していますが、症状の表出の仕方は「無自覚型」と「過敏型」の2つに分類されています。

無自覚型の特徴とは?

無自覚型のタイプは、自己顕示的且つ誇大的で他者に対する理解が希薄な傾向がみられます。これは、「認めたくない弱い自分」への防衛反応でもあり、以下のような特徴が挙げられます。

    <無自覚型の特徴>

  • 傲慢、不遜、わがまま
  • 攻撃的な他者への発言、言葉使い
  • 他者の気持ちや反応に鈍感、無視
  • 自己中心的で他者への配慮が無い
  • 他者の心を傷つけることへの呵責が無い
  • 他者への関心は無いが、中心的や特別扱いされないことには強い反発を持つ

過敏型の特徴とは?

過敏型のタイプは、現実とかけ離れた理想化した自己意識を持っていて、それを自覚しているため、他者の評価に過敏に反応します。否定的な評価に傷つきやすい他、以下のような特徴が挙げられます。

    <過敏型の特徴>

  • 感情表現や自己表現が不得手
  • 注目を避ける
  • 内向的、内気
  • 他者評価に過敏
  • 落ち込みやすく、打たれ弱い

診断基準に基づき診断!9項目の診断基準とは?

自己愛性パーソナリティ障害の診断は、WHOの「ICD-10」や米国精神医学会の「DSM-5」の診断基準に基づいて行われています。

該当する項目数で診断!

ICD-10では、以下の9項目のうち5項目以上該当する場合、自己愛性パーソナリティ障害の可能性が高いとの診断基準になっています。

    <ICD-10診断基準(要約)>

  • 尊大な自尊心の保持
  • 際限のない理想像への非現実的な思考
  • 自己の特別的優秀性、環境や周囲への特別性への固執
  • 過剰な称賛欲求
  • 強い権利意識と特別待遇や要望の丸飲みを期待
  • 自己の目的達成のために他人を利用する
  • 共感性の欠如、他人の感情や要求に鈍感あるいは無視
  • 他人への妬みを持ちやすい、あるいは他人からの妬みの確信
  • 横柄で傲慢な振る舞いや態度

治療に必要なものとは?自覚の促しが治療の一歩!

自己愛性パーソナリティ障害の治療や克服には、本人の能動的で積極的な取り組みが不可欠ですが、家族など周囲の協力も重要となっています。

治療法はその人に合わせて!

自己愛性パーソナリティ障害の治療は、本人の抱える問題や現れる症状がさまざまであるように、治療法もその人に合わせてさまざまな治療方法を組み合わせて施されています。

    <主な治療方法>

  • 個人精神療法:医師など専門家によるカウンセリングによって、偏った認知や行動形式に働きかける治療方法
  • 集団精神療法:同じパーソナリティ障害を持つ方がグループで、話し合いや共同作業を通して問題解決に取り組む治療方法
  • 薬物療法:抑うつ感や緊張、不安などの精神症状の一時的緩和を目的とした対処療法。精神療法への補完的治療。

自覚には周囲の働きが必要!

自己愛性パーソナリティ障害の治療や克服には、周囲の協力が重要な役割を果たします。

そもそも周囲から見たら偏った思考も本人には自然なものであるため、自己愛性パーソナリティ障害であることを自覚していませんし、発生するトラブルは自分ではなく周囲にあるとする傾向があるため能動的な改善は望めません。

本人に問題の存在の自覚を促すことは、反発も予想されるため大変困難で時間もかかります。問題点の指摘や原因を探すのではなく、どのような関係性が望ましいのか、変えられることはないかを根気強く何度も諭し、自覚を促し続けることが大切です。

まとめ

自己愛性パーソナリティ障害の根底にある自己愛の未成熟は、精神療法などの治療によって成熟への変化が期待できます。自己愛の成熟とは、それまでの価値観や思考形式を変えることであり、ある意味新たな個性の構築でもあります。幼少期からの積み重ねで形成されたものは、簡単には変えることができないため、長期間の取り組みが必要となります。

自己愛性パーソナリティ障害を克服するには、本人の治療意欲だけでは難しく、周囲の協力が必須となっています。治療による克服は、本人だけでなく周囲の方にとっても生きにくさを取り除くことにもなりますので、根気強く取り組んで行きましょう。

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