適応障害とうつとは関連があるのか?発症の5年後に4割がうつ病に!

「適応障害」の有病率は人口の5~20%とも報告されている疾患で、「うつ病」も、人口の2~3%にみられており、決して珍しい病気ではありません。また、適応障害と診断された後、5年後には40%以上の人がうつ病などの診断名に変更されており、適応障害とうつ病は、極めて関連性の高い疾患ですが、医療現場では全く別の疾患です。

一般的には、適応障害は「軽度のうつ病」、「新型うつ病」、「抑うつ状態」などと混同されている傾向がみられます。適応障害とうつ病は、「どこが似ていてどこに違いがあるか」について説明します。

うつ病との違いは3つ?ストレスとの関連性とは?

「適応障害」と「うつ病」の違いは、「発症の原因」、「脳の状態」、「症状と発症している期間」の大きく3つがあります。

発症の原因に違いが?

発症の原因として、適応障害は必ず明確なストレス要因があるのに対し、うつ病はストレスが原因となることが多いのですが、原因が明らかでなくても発症するという点が異なっています。また、適応障害はうつ病のように、脳の中の感情を生む場所である大脳辺縁系などに障害が起きて、感情がうまく働かなくなっているわけではありません。

大きな違いは持続性!

適応障害の症状は、ストレス要因が消失すれば、症状は速やかに軽減するに対して、うつ病の場合は、ストレス要因から離れたとしても憂うつ気分などの症状が持続する点も異なっています。

行動面に現れる違いとは?行動への感情に現れる違い!

適応障害とうつ病は、意欲の低下や食欲不振、倦怠感などの同様の症状がみられますが、行動面に現れる症状には大きく違いが認められます。

うつ病にない症状とは?

適応障害ではうつ病ではみられない行動面の症状が現れ、周囲からはストレスから性格が変わってしまったと誤解され、自分がうつ病だと思い込む方もみられます。

    <行動面に現れる問題行動>

  • 勤務怠慢(無断欠勤、無断早退など)
  • アルコールの暴飲
  • 暴飲暴食
  • けんか・口論(意味のない虚偽の発言、行き過ぎた攻撃性)
  • 無謀な運転
  • 薬物乱用
  • 退行症状(赤ちゃん返り、指しゃぶりなど)

躁うつ病とも誤解される!

適応障害は、不安定な精神状態から「双極性うつ病(躁うつ病)」だと誤解されることも少なくありません。しかし、うつ病の場合、無気力で自責の念に悩まされるのに対し、適応障害では、自分の行動に対して自責の念や罪悪感を感じることが少ない点も違いの一つです。

診断基準の違いとは?症状の重さ診断ポイント!

違いは症状の位置づけ!

適応障害は、特徴的な症状がないこともあり、症状よりも原因と経過によって診断されています。うつ病は、脳の機能的な異常が要因として内因性の疾患として、原因というよりも症状で診断されています。

診察の結果、うつ病の診断基準を満たした場合、うつ病の診断が優先され治療がおこなわれます。

症状程度の診断基準とは?

適応障害の場合、症状よりも原因をみて診断するのに対しうつ病は、精神エネルギーの低下による様々な精神症状で診断されます。

うつ病の診断基準(DSM-V)では、「抑うつ気分」または「興味喜びの減退」のどちらかの症状を必須として、9つのうち5つ以上が2週間認められるとうつ病と診断されます。

抑うつ症状が重症であればうつ病、そこまで症状が重くなければ適応障害と診断されています。

    <うつ病の診断基準の9項目>

  • 気分の落ち込み:自分の言葉か、まわりから観察されるほとんど毎日の抑うつ気分
  • ほとんど毎日の興味や喜びの著しい減退(楽しみや興味がもてない)
  • 食欲の異常:体重の変動:著しい体重の減少、あるいは体重増加、ほとんど毎日の食欲の減退または増加
  • 睡眠の異常:ほとんど毎日の不眠または過眠
  • 不安・焦燥感:ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止
  • 易疲労性:気力の減退:ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退
  • 罪責感:ほとんど毎日の無価値観、または過剰であるか不適切な罪責感
  • ほとんど毎日の思考力や集中力低下、または決断力の低下
  • 希死念慮:死についての反復思考、反復的な自殺念慮、または自殺企図

病気と状態の定義とは?実際の診断現場では?

精神疾患を表す言葉には「病気」と「状態」があり、それぞれ明確に定義されています。

病気と状態の違いとは?

心の病気「精神疾患」は、それぞれの特徴によって病名がつけられており、適応障害やうつ病は国際的な診断基準に記載され「病気」と定義されています。それに対して「抑うつ状態」や「自律神経失調症」は、「状態」に分類されます。

抑うつ状態は気分の落ち込みが強い状態、自律神経失調症は自律神経のバランスが乱れてしまった状態を意味します。

診断での使われ方とは?

心身の症状が適応障害やうつ病の診断基準を満たしていれば、「病気」として診断され、そこまで至っていない場合は「状態」と診断されます。

そのため、適応障害でも抑うつ気分が目立つときは、「適応障害および抑うつ状態」、自律神経症状が認められるときは「適応障害および自律神経失調症」のように診断されることもあります。

似た症状の新型うつ病とは?症状が生む甘えの誤解!

近年では、適応障害と似た症状を持つ「新型うつ病」がメディアなどで取り上げられていますが、新型うつ病とは正式な医学的な病名ではありません。

誤解や偏見に注意する!

適応障害や新型うつ病の症状は、一般的に理解し難い行動を示したり、現代の若者特有の行動が症状として認められるなど、「甘え」と誤解や偏見を生んでいます。しかし、本来は健康なのに、うつ病を装う「詐病」でもない限り、辛い心身の症状に悩まされているのであれば、「甘え」でははなく何らかの精神疾患を疑う必要性があります。

適応障害も同様に、世の中の誤解や偏見が多い疾患ですので、甘えと切り捨てることのないように注意することが大切です。

まとめ

「適応障害」は、ストレス要因が明確であり速やかに治療を行えば、比較的短期間で回復する疾患ですが、放置して長引いた場合、うつ病に移行する恐れがあります。また、実際はうつ病でも、診断に時間が必要な場合や本人が病名を受け止められない場合などは、適応障害と診断されることがあります。

そのため、「適応障害」か「うつ病」といった診断名にこだわるよりも、早めに自分の不調に気付き、そして認めることが大切です。周囲への相談や医療機関を受診するなどして、重症化を防ぎながら回復を目指していきましょう。

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