考えれば考えるほど不安!典型的な強迫性障害の5つの思考

誰にでも、日常生活の中で、不安に感じたり、心配したりする場面は数えられないほどあります。ですが、そんな単純な不安や心配では片付けられないのが、強迫性障害の人たちの特有の思考回路だと言えます。

不安や心配というネガティブな思考に取り憑かれ、振り払う事ができず、日常生活にさえも支障をきたすほどになると、その行為の表現は、不安や心配という言葉ではなく強迫性障害の症状として表現される事になります。そんな強迫性障害の人たちによく見られる5つの思考の傾向についてまとめていきます。

急に襲いかかってくる?突然浮かぶ思考

ふと良いアイデアが思いつく事もあれば、ふと確認し忘れて不安になったりする事は誰にでもあります。でも、すぐに忘れてしまったり、どうでも良い事だと自己完結してしまう事がほとんどです。しかし強迫性障害は、繰り返し繰り返し、そして突然、同じ不安や心配事が襲いかかってくるのです。

ただの思いつきの場合

もしも仕事中に「あれ?今朝、鍵かけて来たっけ?」など不意に思い出してしまう事は誰にでもあります。しかし、仕事中ですし、一人暮らしだったら誰にも相談や確認する事ができないので「ま、盗まれる物も大してないし…」とか「いやいや、確かかけたはず」と自分を納得させるでしょう。

また、急に思い浮かんだ思考に対して逆に「なんで今、こんな事を考えているんだ?」と疑問に感じるなど、とりあえず問題を横に置いて、今自分が取り組まなくてはならない仕事に、とりあえず集中する事で不意に思い浮かんだ不安を一時忘れる事ができるものです。

強迫症状の思いつき

そんなどうにもならない不安や心配は、とりあえず忘れてしまおう。と思うところは一緒です。そして、何度か思い出しては「いやいや」と忘れようとするところまでは一緒です。ところが、強迫症状であれば、その思考が何度も繰り返し襲いかかってくるため、遂には横に置いておけなくなってしまいます。

大丈夫だと確認したい衝動に駆られると、もうその衝動は止める事ができません。一言、職場の人に出かけるなど伝える事なく、突然行動に出てしまいます。確認したい気持ちが全てで、その行動の後先は全く考えられなくなってしまいがちです。

本当はしたくない?不快と感じる思考

到底「はい、そうですか。」と納得し受け入れられないような思考が、やはり突然襲いかかってくる事も多々あります。例えば、自分が信頼して大好きな存在の人から「もしかしたら私のこと、嫌いかも?」と根拠のない不安になる思考であったりします。

だだのネガティブ思考

ぼんやりしていると、何気なく過去の事を思い出し、その行動や表情から「あの人、もしかして私の事避けたのかな?」と不意に不安になったりする時は誰にでもあります。でも普通は、自分で「まぁ気のせいか」「考え過ぎだ。疲れてるのかも」と、気持ちを切り替えようとします。

そして、そんなネガティブな思考は早く打ち消してしまおう。とぼんやりするのを止めて、何か活動を始めてみたり、打ち込める何かに取り組んでみて、気分転換をしてみたり、不快な思考を振り払おうとするでしょう。

強迫症状の自虐的思考

強迫性障害の思考は、最初から不快な思考を振り払おうとしても無理だと決まっているという前提から始まります。その「きっと嫌いに違いない」という材料探しの思考の旅が始まります。そして「きっと嫌いに違いない」という自分なりの確証を得たとしても、到底受け入れる事のできない現実です。

ですから、自分以外の誰かに否定して欲しくて相談したりします。ひどい時は、勝手にそう思った相手に直接聞きに行ったりする事だってあるのです。「私の事、嫌いですか?」など聞いてしまえば、相手が引く事も十分分かっていても、止める事ができません。

絶対に抵抗できない?振り払えない思考

そんな不安や心配の塊になってしまうような、考えるだけで不愉快で具合が悪くなりそうな思考は打ち消したり振り払ったりしたくなるのが当然です。ですが、強迫性障害の人は、抵抗しようとすればするほど、振り払おうとすればするほど、その思考が強く思い浮かんで苦しむ事が多くあります。

抵抗可能な思考回路

普通の人の不安や心配といったレベルの思考回路は、悩んだり、不安に襲われたり、心配でたまらないといった状況にあっても、それは自分の思い込みに過ぎないかもしれない。もしかしたら、違うのかもしれない。ネガティブな思考に対抗しようとします。

友達や親兄弟に相談してみたり、信頼できる存在の人に相談してみて、やっぱり同じ考えだった。と思ったら、更に安心したり、あれだけ悩んでいたのが嘘のよう。と思えるくらいスッキリする事だってあります。

振り払えない思考

では、強迫性障害の症状としての思考との違いです。もしも不安でたまらなくなり、最初に抵抗しようと、思い浮かんだ思考を否定しようとしたり、振り払おうとしたりするでしょう。その度に、更に不安を掻き立てるような不愉快な思考が追い打ちをかけてきて居ても立っても居られなくなります。

そこで、誰かに助けを求め、相談してみます。しかし、既にその相談は確認行為である事が多く見られます。願った通りの答が返ってきたとしても、たった一人の意見では満足できません。他の人にも、もっともっと確実な答を求めてしまいます。

振り払う事ができな思考に取り憑かれ、振り回されながら思考に支配されている自分に気がついた時には、周囲から人がいなくなっているという事もあります。

自力で解決不能?コントロール困難な思考

自分の思考を自分でコントロールできないという状況が中々理解し難い事ではないでしょうか?もう不安から解放されたい。もう考えたくない!と思っても、不安や心配だらけのネガティブな思考がつきまとってきます。

コントロール可能な思考

自分の力だけでは、どうにも解決できない問題。例えば人間関係に関するような問題が起きた時、いくら考えても悩んでも、答が見つからない。悩みは解決しない。という事が多々あります。

なぜなら悩みを解決するには、相手に聞いてみないとわからない事であったり、結局は相手次第という事だからです。それに気がついて、だったら聞いてみよう。と対策を見つけて納得したり、もう考えるのはよそう。と悩みを手放してしまうという方法でコントロールできるのが普通です。

制御不能な思考回路

ですが、強迫性障害の人が同様の悩みを抱えてしまったら、もう悲劇的な結末にたどり着くまでの悲劇的な経路が次から次へと思い浮かびます。自分で打ち消そうとしても、誰かが打ち消そうとしてくれたとしても、それは増幅していく一方です。完全に暴走し始めた思考回路は簡単には止められません。

故障した機械やコンピューターが誤作動し始めると、電源を落とすしか制御不能という事がよくあります。あの状態に思考回路の暴走は似ていると言えます。思考回路が暴走し始めると、身動きが取れなくなるまで暴走は続きます。

ようやく何もできない、考えられない。というような状態になったら、その思考回路から解放されるというような、恐ろしい状況が起こっているのです。

自分の考えではない?違和感を感じる思考

そんな事を考えたくもない、何でそんなことを次々と考えさせるのだろう?と思わず自分自身を呪いたくなってしまうような思考に襲われる事もよくあります。誰かの陰謀なのではないか?そんな馬鹿げた事を本気で考えてしまうような違和感を感じる思考が多く見られます。

違和感を感じる原因

自分の思考に違和感や疑問を感じた事はあるでしょうか?普通は、そんな事は思いも寄らない事でしょう。自分が考えた事に多少の「あれ?」は感じたとしても、何かしらの理由を見つけたり、別に特別な事ではないかも?と疑うことはないでしょう。

ですが、強迫性障害の人は考えるはずがない。という気持ちや、考えてはいけない。という思いが非常に強くある場合があります。「こうあるべき」という思考が強すぎると、その「~べき」だけが基準となってしまい、そこから外れた思考が浮かんだ自分を全力で否定しようと足掻きます。

それが、違和感となって更なる不快を与えるのです。

強迫行為につながる

違和感が強迫行為の原因とも言えます。色んな強迫行為と違和感を感じる思考の関連性についてリストにまとめました。

    <違和感を感じる思考と強迫行為の関連>

  • 汚ない物を触ってしまっているかもしれないという不潔恐怖と打ち消すための洗浄行為
  • 泥棒が入って大切な物を盗まれるかもしれないという思考と打ち消すための確認行為
  • 見知らぬ誰かを傷つけてしまったかもしれないという加害恐怖を打ち消すための確認行為
  • 些細な体の変化に過剰に反応してしまい原因を突き止めるために病院受診を繰り返す行為
  • 床に落ちている1本の髪の毛を見つけたら、部屋中を隅々まで何度も掃除しなくては気が済まないような行為

自分の気になっている事に違和感を感じ、それを打ち消したい、もしくは、解放されるためには、何が何でも動くしかない。という一連の流れがある事がわかります。

まとめ

強迫性障害の人は、一般的には奇妙や異常に見えてしまう行動や行為がまず注目され、そんな奇妙だったり異常だったりする行為、行動は行うべきではない。という部分だけを見て判断されてしまいがちです。

ですが、実際に奇妙で異常なのは、行動なのではなく、頭の中で起きている思考の部分なのです。それが奇妙だ異常だ。と認識できるために、何とかして打ち消そうと行動しているだけの事です。本来、修正されるべきは、行動ではなく思考の方だということが分かるのではないでしょうか。

よく、周囲の人の理解や支援が必要だと言われますが、この部分を理解せずに関わると、結果的に目に映る部分の異常な行動を強制的に修正しようという事になってしまいます。必要な行動だけを制止されれば、ストレスは溜まりますし、病状が悪化してしまうのも当然と言えるでしょう。

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