適応障害で療養中にどう過ごす?こころに新たな風を吹き込もう!

適応障害を発症し、お医者さんからゆっくり療養するように言われた。学校や職場には届け出をして、ひとまずお休みする体制は整った。

ただ、いきなりゆっくり休めと言われても、何をすればよいのかよく分からない……適応障害で長期療養に入ると、このように戸惑ってしまう人が少なくありません。

そこで今回は、現在適応障害で療養中の方を対象として、お休み中にどう過ごすか、様々な角度からのアプローチを紹介していきます。

休みをもらったけどどこか落ち着かない……そんなときどうする?

適応障害で長い休養に入ると、どこか落ち着かない気分になる人がいます。ここでは、休みはじめの心構えや過ごし方について説明していきます。

休みはじめの戸惑いは自然なこと

適応障害は比較的短期(通常半年以内)で完治するとされる病気ですが、逆に言えば、それでも半年は学校や仕事に行かない療養期間が発生するということでもあります。

特に休みはじめはそれまでの切羽詰まった状況から急に解放されるので、気持ちがふわふわと宙に浮いたような感覚を覚える人は多いです。また、休みをもらっても学校や仕事のことが頭に離れない人も少なくありません。

しかし、これは当然の反応だと言えます。病気に関係なく、急に暇になると何をしてよいか分からなくなるという経験がある人は多いのではないでしょうか。それと全く同じ状態だと思っていただければ、極めて自然な反応であると言えます。

戸惑いが薄れるまではだらしなくていい

では、この戸惑いや居心地の悪さを解消するために、何かしなくちゃとあくせくしてやることを見つければよいかと言えば、それは間違いです。

戸惑う気持ちは自然な反応ですが、一方で休みはじめは苦しみのピークでもあります。そのような時期に、あくせくと行動を起こそうとすれば、更に精神や身体に負荷がかかります。ピークから下降するために療養を始めたのに、これでは療養の意味がありません。

意識的には何かしなくちゃと思っていても、無意識の中のあなたは休みたがっています。その無意識の訴えに身を任せましょう。寝たきりになる必要はありませんが、休みはじめは正直だらしないくらいの過ごし方をしても全く問題ありません。

あなたはずっとストレスと闘い続けてきたのです。この療養期間は天からの授かりものだと思って、まずはゆっくり休むこと。そうするうちに、徐々に戸惑いや居心地の悪さは薄らいでいきます。薄らいで落ち着いたら、次のステップに進みましょう。

休んでいる現状に慣れてきたけど正直暇だ……そのタイミングで治療を始めよう!

だらしなくていいと述べた前章ですが、人はだらしないままにもいられないものです。この章では、だらしなさを経て、暇を感じることは何を意味するのかについて述べていきます。

「暇だなあ」と感じること自体が回復の証拠

休みはじめてしばらくすると、やがてだらだらした生活にも飽きて、暇だと感じるようになってきます。この「暇だ」と感じることはとても大切で、暇だと思うということは自分自身が何らかの変化を求めているということです。

その一方で、休んでいる現状には慣れてきているわけですから、意識も無意識も落ち着きを取り戻しています。現状を肯定しつつも変化を求めている……これはすなわち回復してきている証拠です。

本格的な治療はここから始まる

適応障害の治療は、治療法によりけりですが、休みはじめでは負荷が大きすぎて逆効果と言われるものもあります。ですがそれは、今後完治と再発防止を目指すにはいずれ取り組む必要のあるものです。そのような治療法をスタートさせるのにふさわしい時期が、この「暇だ」と感じる時期です。

もちろん主治医の先生の指示にしたがうのは当然ですが、主治医の先生には自分が暇だと感じ始めていることを、素直に伝えましょう。

療養中の過ごし方の提案その1~家の中でできることはどんなことか?

ここでは、療養中の過ごし方について、病院での治療以外で、家の中でできる有用なことについて筆者なりの提案をしていきます。

色んなジャンルの本を読んでみる

療養中、家の中でできることの代表と言えば、読書が挙げられます。普段は全く読書をする趣味がない方は、せっかくですから色々な本を読んでみましょう。この場合、あらゆるものが新しい発見の連続になることでしょう。

読書をする趣味のある方は、普段触れないジャンルの作品にもぜひ触れてみましょう。こちらも、新たな発見を更に増やすために行います。なぜ、新たな発見にこだわるのかと言えば、端的に言って、適応障害の治療に有効だからです。

新たな発見はこころの視野を広げる

書籍をはじめとする創作物は、少なからず創作者の生き様や人生観が詰まっています。私たちはそれを見たり、聞いたり、読んだりすることで、創作者の人生の一部を追体験することができます。

創作者の人生と自分の人生はもちろん違いますから、追体験する中で私たちは、何かしら自分の人生にはない新しい発見を得ることができます。

適応障害は、原因となるストレスへ上手く対処できないことで発症するわけですが、見方を変えれば、ストレスに対してどれだけ沢山のアプローチをかけられるかによって、対処できる可能性は大きく変動します。

ストレスに対して、1通りのアプローチしかできない人と、100通りのアプローチができる人のどちらが、対処能力が高いでしょうか。もちろん、後者です。

1通りのアプローチしかできない人は、それが通用しない場合は「詰み」になります。一方、100通りのアプローチができる人は、次なる一手を打つことができます。その次の一手が通用すれば、ストレスに勝利できます。

では、アプローチの方法を増やすにはどうすればよいか。それは、月並みな表現ですが、たくさんの人生経験を積むことが大切です。そうすることで、自分の頭の中にたくさんの「引き出し」を設けるのです。

ある考え方だと辛くなる。なら、こう考えてみたらどうか。ああ思うと嫌になる。なら、こう思えばどうか。このように、考え方や思想のアプローチの仕方(引き出し)をたくさん持っていると、困難に対して柔軟に対処できるようになります。

しかし、人が生きる境遇はそれぞれです。経験を積むと言っても、実体験だけでは、自分では到達できないようなこともたくさんあります。そんな「自分が到達し得ない」新たな地平に、簡単にアクセスし、こころの視野を広げる方法。それが読書なのです。

もちろん、思想や人生観をダイレクトに語った自伝やエッセイ、あるいはダイレクトに適応障害について取り上げた本などは、治療という意味にこだわれば効果が高いと言えますが、そればかり意識していても面白くありません。

また、読書を代表として挙げましたが、映画やアニメ、ゲームなどでももちろん構いません。ジャンルや媒体にはこだわらずに、新しい発見ができそうならばどんどん取り込んでいってください。それが、最終的には自分の糧となり、適応障害を克服する力となります。

療養中の過ごし方の提案その2~家の外でできることはどんなことか?

前章では家の中でできることについて触れましたが、元気になってくれば、外出もできます。ここでは、家の外でできる有用なことについて提案していきます。

知らない場所へ行ってみる

ある程度病状が改善すると、今度はだらしない生活から、普段に近いメリハリのある生活をすることが求められます。生活習慣の乱れは最終的にはこころの乱れを生みやすくしますので、ずっと放置することはできません。

最初のうちは、軽い運動や、見知った場所へ散歩に行くといったことにトライしてみるのが定石ですが、せっかく時間はあるのですから、知らない場所、普段いかない場所に行ってみることをオススメします。

これも、前章と同じ、新たな発見を得るために行います。ただ、今回のターゲットは創作物ではなく、実世界上というだけの話です。

旅行の是非について

知らない場所に行ってみる、というと、「旅行すればいいのか」と思われる方もいますが、本格的な旅行はあまりオススメできません。ここで言う本格的な旅行というのは、長時間の移動を複数回行い、滞在先で連泊を行うようなものです。

正直なところ、療養後期になってくると、精神的にも肉体的にも、ほとんど普段と変わらないような状態になります。元から旅するのが好きな人であれば、療養期間が終わる前に思い切って遠出したいと考える方もいらっしゃることでしょう。

ですが、本格的な旅行は、楽しくてもストレスになります。楽しくてもストレスになるという感覚はピンとこないかもしれませんが、人間はネガティブなイベントだけでなく、ポジティブなイベントであっても、一定のストレスが発生します。

(専門的なことは割愛しますが、ポジティブなイベントでもストレスになり得ることは、1960年代に米国の社会生理学者HolmesとRaheが発表した「社会再適応評価尺度」という人生における様々な出来事のストレス度合いを数値化した表を見ても分かります。気になる方は調べてみてください。)

したがって、あまり派手な旅行は逆効果になる可能性が高いので、「ほどほど」を意識するようにしましょう。

療養期間終了!今後の身の振り方をどうすべきか?

予定されていた療養期間が終了し、病状もほぼ完治した……。この章では療養後の身の振り方について簡潔に説明していきます。

    <療養期間終了後にすること3つ>

  • ①主治医の指示に従い完治するまで治療を続ける
  • ②以前の学校や仕事に復帰するか否かを決める
  • ③療養中に行ったよい習慣は継続する

①については、最後まで油断しないで欲しいという意味です。特に勝手な減薬は病状を再発させる恐れがありますので絶対に止めてください。

②については、学校や仕事が原因で適応障害になった場合に決断しなければならないことです。要するに適応障害の原因を作った元の学校や職場に復帰して本当に大丈夫なのかというお話です。この記事では触れませんでしたが、療養期間中にはその判断を下すための準備もしていく必要があります。

この中で一番強調したのが③です。療養中に気持ちを好転させるようなよい習慣を持ったならば、完治した後でも継続しましょう。それらの習慣は、今後の再発予防に必ず役に立つからです。

まとめ

今回は、適応障害で療養した場合の過ごし方について説明してきました。適応障害は、ストレスに適応する手数・アプローチの仕方を増やせば増やすほど、発症する可能性は低まっていきます。そしてそのためには、新たな発見をし、こころの視野を広げることが大切だということを伝えました。

適応障害でどよんとしてしまったこころに、新たな風を吹き込んでいきましょう。それが、適応障害を治す一番の方法です。この記事が、適応障害に悩む方の一助となれば幸いです。

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