とらわれの病が及ぼす影響?強迫性障害5つの症状と人間関係

自分の思考に囚われるという経験をした事が全く無いという人はいないはずです。でも、一瞬だけ囚われたとしても、すぐに忘れたり手放したりする事で、その思考に囚われて日常生活に影響を及ぼすほどでは無いという事がほとんどでしょう。

突然自分の中に降って湧いたように現れる不快な思考に支配されてしまう事から始まります。そして、その不快な思考を和らげたい、消し去りたい、振り払いたい。と願う一心で行ってしまう行動が徐々にエスカレートして行き、普段の日常生活に影響を及ぼし始めます。

そうなると、日常生活に関わる周囲の人との軋轢が生まれてくる事は必至です。その強迫性障害に見られる5つ症状がどのように人間関係に影響を及ぼすのかを紹介して行きます。

不潔に対する恐怖心!止まらない洗浄行為

人間には清潔でありたいという基本的な欲求が存在します。ですから、不潔な自分の体、不潔な環境、汚染されている物に対しての嫌悪感を抱くのは、ごく妥当な事です。しかし、問題なのは「不潔」の概念です。

不潔恐怖の正体

基本的な清潔でありたいと思う欲求から言えば、心地よく過ごす事、清潔でいられる事で自分らしくいられる。という自己の満足感を得ることが目的である場合が多いでしょう。しかし、強迫性障害の清潔への欲求は少し違う目的である場合も比較的多く見られます。

不潔な自分への他者からの評価という部分が気になっている可能性もあります。昔、汚いと言われた事があり、それがキッカケでイジメの対象となった経験があったりする事も原因の一つとなっている事もあります。

洗浄行為の弊害

自分で手を洗っているだけだから、シャワーを浴びているだけだから、皮膚が炎症を起こしたりしても自己責任。とだけ言っていられない事もあります。ほぼ一日中、手を洗い続ける間、水を流し続けているとビックリするような水道代がかかったりする事もあります。

更に手を洗った後に拭くためのタオルを毎回変えないと気持ち悪い、使い捨てのペーパータオルじゃ無いと不潔になってしまう。などなど、毎日山のようなタオルを洗濯しなくてはいけない事態になれば、更に水道代や電気代もかかります。

ペーパータオルの消費量も尋常ではありませんから、そのコストを考えると家計を圧迫する事は想像に難くありません。強迫行為を遂行するためには、コストがかかっていると言う弊害もあるのです。

確信が持てない不安!延々と続く確認行為

物事に対して常に確信を持っている人間なんていないはずです。強迫性障害の人が思う「確信」は100%間違いない。という絶対的なものです。確信に近いものを持てたとしても、100%の確信が持てるという事は、ある意味、図々しいのか、現実を見ていないのかのどちらかでしょう。

確信が持てない原因

先にも書きましたが、強迫性障害の人がいう100%の確信を持っている人は存在しません。しかし、確信に近いものを持って物事に臨むという事は、自信にも繋がりますし、他人の信頼や高い評価を得ることにも繋がります。

しかし強迫性障害の人たちの確信が持てないので確認するという強迫症状の裏側には、かつて自分がミスした事で大変な事態を引き起こしてしまった。それが原因で担任の先生から酷く叱られ傷ついた。上司から責められ仕事に行けなくなってしまった。など傷ついた経験が隠れている事もあります。

確認行為の弊害

鍵を掛けたか?忘れ物はないか?ミスしていないか?などの確認行為は、一見、別に誰に迷惑をかけるものでもないようなものに思えます。しかし、友人との待ち合わせに間に合わない。仕事に遅刻する。最初のうちは少人数の親しい人などピンポイントで迷惑を掛けてしまうようになります。

ですが、徐々に悪化していけば、面接や商談などの大事な場面でも遅刻してしまったり、遅刻どころではなく一日中、確認行為をしていたために無断欠席をしてしまったり、更にエスカレートした場合は、公共交通機関でさえ確認のために止めてしまう事だってあります。

誰かを傷つけたかも!無実に苦しむ加害不安

自分の何気ない一言が、その場にいた誰かを傷つけてしまったかも知れない。でも一度口にしてしまった言葉を消し去ったり取り戻したりする事はできません。口は災いの元だから気をつけよう。そう割り切れたなら、何の問題もないのです。

加害恐怖の本当の姿

加害恐怖がある人は、同時に被害恐怖も持っている割合が多い印象があります。なぜなら、自分が被害に遭いたくないと日頃から不安に思っている事は他人に置き換えても言える事だと思っているからです。確かに誰かの言葉や行動で傷つけられる事を楽しみに待っている人はいないでしょう。

そんな自分の痛みは他人の痛みと同様だと置き換えて考えてしまうことで、誰も傷つけたくない。と果てしない不安と心配が始まってしまいます。ですが、実際に怪我をさせてしまったり、心を病んでしまうような言葉を投げつけるような行動に出る事はまずありません。

加害恐怖の弊害

加害恐怖の弊害は、一度走り出してしまうと中々止められない芋づる式に強迫観念が浮かんで次々と強化されやすいところにあります。ある一場面から芋づる式に強迫観念を強化していく一連の流れをリストにしました。

    <加害恐怖の強迫観念が強化されるまでの流れ>

  • 会社や学校で仲が良いと思っている人が欠席すると自分のせいだと不安になって自分も欠席してしまう
  • 自分が欠席している間に友人が孤独になり自分から離れて行ってしまうと不安になる
  • 出勤、登校した際に友人たちに不安に感じている事を否定してもらいたくて確認行為を繰り返す
  • 確認行為に巻き込まれた周囲の人は「しつこい」や「わがまま」と感じ距離を取り始める
  • 本当は違う理由で友人が離れたが、勘違いして強迫観念が正しかったと自分の中で強化する

間違いが許せない!完璧を求める不完全恐怖

左右対称である事は人に安心感を与えると言います。また雑然とした室内よりも整然と整った室内で作業を行う方が効率よく進められる事は言うまでもありません。普通の感覚でも、そうですが、不完全恐怖を持つ人にとっては左右が非対称である事は不愉快どころの騒ぎではない事もあります。

不完全恐怖の実態

不完全恐怖という強迫観念は、実に様々な様相を呈します。左右対称である事にこだわったり、数字が規則正しく並んでいる事にこだわるなどの典型的なものから、人間関係での平等などにも垣間見られる事があります。

例えば、自分が3月生まれだったとします。3月に友人が誕生日プレゼントをくれました。その友人の誕生日は8月です。8月までの5ヶ月間を何だか落ち着かない物だと感じますか?

普通は、その間に友人が何が好きなのか?どんな物を欲しがっているのか?相手を喜ばせようと情報収集したり考えたりする時間として捉え何も感じないはずです。ところが、不完全恐怖を持つ人は、プレゼントをもらった瞬間から不平等な不快感を感じます。

そして、その5ヶ月間を我慢できずに、数日後に貰った物と同じような物や同等の金額の物を購入して「お返し」してしまいスッキリしようとする行動を取ってしまう事もあります。

不完全恐怖の弊害

逆に誕生日にプレゼントをしたら、数日後に同様の物を「お返し」として貰ってしまったら、プレゼントが迷惑だったのか?と普通の人なら、そう考えても何の不思議もありません。ですから、不完全恐怖の人は人間関係が非常に苦手です。

他の症状も人間関係に支障を来たしやすいのですが、不完全恐怖という症状は相手の気持ちを大切にするために我慢するよりも、自分の強迫観念を振り払いたいために、整然とさせたい欲求に囚われてしまい、相手がどう思ったとしても、それは二の次になってしまいます。

結果的に、思うような人間関係を結ぶ事ができず周囲の人たちは、表面的には良い関係を取り繕っていたとしても、クラスや職場でも陰では嫌われている。という事がよくあります。

体調変化に敏感過ぎ!病気を作り出す疾病恐怖

もしも職場で誰かが風邪気味だったとします。マスクをせずにコンコンと咳をしているのを見ると「何だかうつされそうで嫌だなぁ」と感じたとします。

普通であれば自分にも症状が出たら「うつったかも?」と思いますが。強迫観念を持つ人は、嫌な感じだと思った次の瞬間には「うつされたに違いない」という強迫観念に囚われてしまいます。

疾病恐怖の原因

過去に入院した経験があり自分で体が弱いと思っている。大変な思いをして大病を克服した。そんな経験があると、疾病恐怖の症状が強く出るかもしれません。疾病恐怖は、またあんな辛い思いをしたくない健康でありたいという強い願望が歪んだ形で出ている場合も多くあります。

ですから、周囲の人が最近どこが痛くて病院に行ったら、こういう病気だった。そんな話を聞いただけで、同じ部位が痛くなったような気がしたり、同じ病気になってしまったかのような気がして不安になります。そんな不安を消し去りたくて、何度も病院を受診したりします。

疾病恐怖の弊害

何度「問題ありません」と言われても、同じ病院を再三受診したり、次の病院、別の病院と変わる事で病院側からはホスピタルショッピングの患者だと思われてしまったりする事はよくある事です。

また、上記の例でも挙げましたが誰かに「うつされた」と感じると、うつしたと思い込んでいる相手の事を責めるつもりはなくても、強迫観念を和らげたくて周囲の人に次々と相談しているうちに「陰口ばかり言う嫌な人」と認識されてしまう事もあります。

まとめ

強迫性障害の症状である強迫観念が囚われの病と言われる所以でもあります。普通に見たら、どうでも良い事、ありえない事、そんな考えに囚われてしまいます。囚われてしまった事から解放されたいと思って、楽になるための行動が時として人間関係に支障をきたす事があります。

囚われてしまっている人から見れば、もうこれしか手段はない。と思っていますが、周囲から見れば、また変な事にこだわって厄介な事を持ち込んできた。しつこく何度も言ってくる。面倒臭い奴だ。などと思われてしまいがちです。

お互いが過去の傷つき体験を含めた病気についての認識を持ち、適度な距離感で、どちらかが我慢し過ぎない関係性を築いていく事が人間関係を保たせる唯一の方法といえるでしょう。

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