自己愛性パーソナリティ障害とは?大切な5つのキーワード!

パーソナリティ障害のひとつに、『自己愛性パーソナリティ障害』があります。聞き慣れない言葉ですが、パーソナリティ障害の中では、年々患者数が増加傾向にあり、今後も増加が予想される疾患のひとつです。

あまり知られていない自己愛性パーソナリティ障害ですが、その症状や特徴とは、どういうものなのでしょうか。ここでは、自己愛性パーソナリティ障害の特徴などについて紹介していきます。

自己愛性パーソナリティ障害!その特徴とは?

自己愛性パーソナリティ障害の特徴とは、一言でいうと『ナルシスト傾向が非常に強い』という事です。何事においても自分が一番という概念があり、その反動から、自分を否定する事や相手を徹底的に排除しようとする傾向にあります。

また、自分しか愛せないため、ギブアンドテイク(互いに協力しあう)という思考に乏しいのも、自己愛性パーソナリティ障害の大きな特徴です。

自分で気づく人は少ない

この症状は、自分自身では、なかなか気づくことがありません。また、周囲の人から見ても「ナルシスト」というイメージしか持てないため、「こういう性格の人だ」という印象で見られがちです。

しかし、社会に適応することが困難であり、周囲との協調性に乏しいため、結果的には孤立してしまいます。そうなった時、潜在的に持っていた抗うつや不安感などの症状が現れ始めるのです。

他者を否定する思考

自己愛性パーソナリティ障害の患者さんは、他人の意見や思惑を全て否定します。自身の存在が否定された時、その思いは怒りや憎悪へと変化し、他者の存在自体を消去するのです。自分こそが全てです。自分の非は認めません。相手に対する認識が欠落しているため、相手の立場になって考えるといった思考が出来ないのです。

ナルシスト傾向がある

自己愛性パーソナリティ障害の患者さんには、ナルシストの傾向があります。『ナルシスト』とは、心理学の用語で、『自分が大好きで、自分の言葉に酔いしれるタイプの人』を指す言葉です。

自己愛性パーソナリティ障害の特徴にも当てはまる事が多く、『自己愛』、『他人の言動や行動に敏感』などから、ナルシストとしての傾向が顕著であると言えます。

女性よりも男性が多い?患者数の男女比率!

自己愛性パーソナリティ障害は、国内では女性よりも男性の方が発症する比率が高い事が判明しています。他の心的疾患、例えば、双極性障害や、うつ病、境界性パーソナリティ障害などは女性の方が発症率が高い事に比べ、自己愛性パーソナリティ障害は、男性の方が発症比率が若干高いのです。

単体では現れない!先行して発症する疾患は?

自己愛性パーソナリティ障害は、この症状自体が単体で発症する事は、ほとんどありません。うつ病や境界性パーソナリティ障害から併発する場合もあり、逆に、自己愛性パーソナリティ障害によって、睡眠障害や双極性障害などを併発する可能性もあります。

また、自己愛性パーソナリティ障害は、発達障害と深い関連性があり、自己愛性パーソナリティ障害の発症は、発達障害を併発している可能性が高いという説もあります。

自己愛型にはタイプがある?タイプ別の特徴!

自己愛性パーソナリティ障害は、4つのタイプに分ける事が出来ます。各タイプに共通して言える事は『極端に自己愛が強い』という事になりますが、これは、言い換えると虚栄心やプライドが異常に強いと言えます。

また、この強い思いを否定される事により、猛烈な憎悪や嫌悪感、殺意すらをも生み出す事になるのです。では、この4つのタイプについて紹介していきます。

妄想型のタイプとは

このタイプは、自分が一番だという思考があり、その思考が周囲に否定されるような現実を受け入れる事が出来ないタイプの事です。自分の考えに反対する者を拒絶し、他人の考えやアドバイスに耳を貸そうとはしません。全てにおいて自分がルールであり、自分こそが正義であるという概念が根底にあるのです。

男根型のタイプとは

このタイプの特徴としては、自分の行動や発言に絶対的な自信があり、普段は非常に元気で健常者そのものなのですが、その一方で他人の言動や行動には全く興味を示しません。『他人の事など、どうでもいい。自分には関係ない」という概念があり、心の中で他人を常に見下している思考があるのです。

渇望型のタイプとは

このタイプの特徴としては、世の中の自分以外の人は、自分を支えるためだけに存在しているという思考があります。自分に対する称賛や高い評価だけを求め、その思いが異常に強い傾向にあります。

このタイプは、他人の自分に対する見方を以上に気にします。どう見られているのか?どう思われているのか?といった事に対して敏感に反応し、周囲から自身が望んでいる評価を得られなかった場合、豹変するといった傾向が見られるのです。

操作型のタイプとは

操作型のタイプとは、自分に都合の良い出来事や情報だけを吸収し、都合の悪い出来事や情報は一切無視する。一見、自己中心的な性格だと思われる事もありますが、決定的に違う所は、操作型の自己愛性パーソナリティ障害の場合、自分にとって不都合になる人は、有無を言わさず切り捨てる事です。

うわべだけの付き合いなどは一切しません。このような自分勝手な情報操作により、他人を自分の思いどおりに動かそうとするのです。

自己愛型の治療法は?症状によっても違う!

自己愛性パーソナリティ障害の治療法には、どのようなものがあるのでしょうか。自己愛性パーソナリティ障害の場合、意識改革、自意識の改善が必要になります。等身大の自分を受け入れ、他人の言動や行動を受け入れ、素直に反応出来る。それが改善されて初めて社会生活にも適応する事が可能となるのです。

主な治療法は3種類

自己愛性パーソナリティ障害の治療法には、主に3つが挙げられます。個人を中心とした精神療法、集団を中心とした集団療法、そして対処療法としての薬物療法です。

これらは、患者さん一人一人の症状や重症度によって様々ですが、その他にも、うつ病や不眠症などを併発して居る場合、抗うつ剤や、抗不安剤などを処方し、まずは精神の安定を目指します。

まとめ

ここまで、自己愛性パーソナリティ障害について紹介してきた5つのキーワードについてまとめます。

    <大切な5つのキーワード>

  • ナルシスト傾向が強い
  • 男性の比率が高い
  • 先行して発症する疾患がある
  • 自己愛型にはタイプがある
  • 治療法は主に3つある

自己愛性パーソナリティ障害とは、自己の意識や概念が障害となる疾患です。「自己中心的」、「傲慢」、「ナルシスト」。周囲には、そういった観念で見られがちですが、実は、その内側には【心の弱さ】が隠されています。

自分は傷つきたくない。辛い思いは嫌だ。心の根底にあるその根強い思いが、自己愛性パーソナリティ障害を形成していくのです。

自己愛性パーソナリティ障害が他の疾患を併発した場合、境界性パーソナリティ障害の症状との区別が非常に難しい場合があります。強迫観念や、抑うつによるネガティブ思考に陥った場合が該当します。この場合は、治療方法も、抑うつを抑えながら自己愛性パーソナリティ障害の治療を同時並行的に進めていくケースもあります。

心的疾患は他人事ではありません。背中を向けて無関心を装うのではなく、きちんとした知識を蓄えて、いざとなった場合に備える心構えを持っておきましょう。

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