思い込みじゃありませんか?自臭症を知って悩みの早期解決へ!

真夏日が続く今年の夏ですが、汗をかくと体臭が気になることが多くなりますよね。普段自分ではあまり気が付かない体臭や口臭ですが、これを気にしすぎてしまうことで余計な不安感を持ってしまうことがあります。

このような不安感が強い人は自分を臭いと思い込んでしまう「自臭症」と呼ばれる精神的な病気を発症する恐れがあります。この夏を心身ともに健康に乗り切るためにも、この「自臭症」の原因と克服法を知り快適な夏を過ごしましょう。

自臭症はこころの病気!幻の臭いの正体は?

自臭症は「精神疾患」のひとつで自己臭恐怖症や自己臭症とも呼ばれます。

幻の正体

幻覚や幻聴のように「存在しない臭い」を感じてしまう「幻臭」が現れたり、自分は臭わなくても「周りの人には臭っている」と思い込んだりすることで、「自分の臭い」に悩まされるのが自臭症です。

このような精神疾患に悩んでいる人は思い込みが強い傾向にあります。いわゆる極端な考え方(認知の偏り)をもっているためにこの幻の臭いを生み出しています。

自臭症は思い込みが生む!過剰なセルフケアしていませんか?

自臭症に悩む人は、実際は気にするほどでもない体臭や口臭を気にしているケースがほとんどです。

誤解が生む不安感

周囲の人が鼻をつまんだり顔を背けたりする仕草や態度を見て「自分の臭いが相手を不快にしている」と考えてしまうのが自臭症の人の特徴で、極端な不安感を抱いてしまいます。

過度なセルフケア

自分が臭いと思い込むことで一日に何度も特定箇所を洗ったり、下着などを着替えたりするようになりさらには歯磨きや消臭スプレーなどのケアを「過剰」に行ってしまう特徴があります。

自臭症の原因!トラウマが思い込みを生み出す?

自臭症は日ごろから「におい」に敏感な人に現れやすい疾患と言われています。

臭いに関するトラウマが原因

例えば過去に自分の口臭やワキガなどの体臭を「臭い」と指摘された体験がある人の場合それがトラウマとなり自分の臭いに敏感になることで自臭症を発症することがあります。

臭いに関係のないトラウマが原因

原因は幼少期や思春期などさまざまな過去のトラウマが考えられますが、必ずしも臭いで嫌な思いをしたトラウマだけが原因ではありません。例えば身近な人に不潔な人がいたり、容姿でいじめられたことがあるなども自臭症の原因になることがあります。

自臭症は早期克服が必要!過度なセルフケアの落とし穴とは?

他の精神疾患の併発

自臭症が悪化して症状が重度になると、「対人恐怖症」を併発してしますこともあります。人と接することや電車やバスなどの公共の乗り物なども怖くなってしまい、学校や会社に行けなくなることもあります。さらにこの状態が続いて「うつ病」「統合失調症」を発症してしまう危険もあるので早めの対策が必要です。

    <自臭症から併発しやすい疾患例>

  • うつ病
  • 統合失調症
  • パニック障害
  • 嘔吐恐怖症
  • 対人恐怖症
  • 閉所恐怖症

ストレスから発生する体臭

過度な不安感からストレスを感じて自律神経のバランスが乱れてしまうことで、口臭や体臭を発生させてしまうことがあります。例えば過度なオーラルケアやで歯茎を傷つけたり、皮膚を洗いすぎて必要な皮脂を排除したりすることで、余計な分泌物が増えて臭いが強くなってしまうことなどがその例です。

自臭症の確認方法

自臭症を発症した人は自分の体臭や口臭が「現実」のことだと強く思い込んでしまいます。そのため最初に本当に現実の臭いなのか錯覚なのかを確認することから始めます。

信頼できる人とチェック

自臭症を判断するのに最も簡単で確実な確認方は、信頼できる家族や友人に素直に聞いてみることです。ていこうがあり勇気がいりますが、人から臭わないという言葉をもらうだけで不安が解消される場合もあります。思い込みと分かればそのまま心の治療に進むことが出来ます。

専門医とチェック

歯科医院などで口臭の度合いを確認してもらったり、市販されている口臭チェッカーを用いて臭いレベルを測定したりすることもできます。またワキガの場合は皮膚科を受診し、ワキガの専門医のカウンセリングを受診する必要があります。

ここで現実の臭いがあると診断された場合は、自臭症の治療ではなく、それぞれの臭いの原因を断つ治療に切りかえましょう。

自臭症の治療

自臭症はこころの病気です。治療するためには「精神科」「心療内科」への受診が必要です。心理療法から薬物療法までそれぞれの症状に合った治療をおこないますが、原因は思い込みなど心理的要因であることが多いので認知療法などの心理療法が効果的だといえます。

認知療法の役割

自臭症に認知療法を行う場合、自分が臭うという思い込みや、人と接する時の不安感、過剰な口臭体臭対策の行為などを解消することを目的としてアプローチしていきます。

認知療法の効果

認知療法では、物事の捉え方や、思考のパターンを修正していくことで自分が臭いと思い込んでしまっている直接の要因となる深層心理に着目していきます。

専門の知識をもったカウンセラーを一緒にこの深層心理を把握し、認知の偏りを正常に修正していくことで思い込みは減っていきます。また認知療法は根本的な部分を治療することができことから再発も少なく、治療効果の持続も長期に見込める治療法だといえます。

まとめ

自臭症は発症率の極めて低い疾患ですが、発症した人は思い込みの臭いで悩んでストレスを蓄積していってしまうことで、他の疾患をまねきやすい状態であることが多いのが特徴です。このストレスは自律神経のバランスを乱し体調不良の悪循環を起こしてしまいます

適切な治療法で早期改善することで予後は良好な疾患です。認知療法などの根本的な物事の捉え方を修正し、思考パターンを改変していき、自分の臭いに過敏になりすぎず快適な日常生活がおくれるようにしましょう。

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