多汗症は恐怖症でもある?汗が多量にでる多汗症を認知療法で治す!

汗をかくことは人間の正常な身体の反応です。交感神経の正常な活動範囲内で汗をかくことは新陳代謝を促すことでも知られています。

ですが多汗症というのは少し違います。運動をしたり、暑かったりするわけでもないのに多量の汗をかく人は交感神経が正常な活動をしていない恐れがあります。この多汗症の原因と主な症状、治療法などをまとめてみましたので、自分がどの種類の多汗症なのかどの治療法が相応しいのかを確認してみてください。

多汗症はどう治す?3つの代表的な治療法!

一般的な多汗症の治療法は、大きく分けると3つ種類があります。症状や原因によって用いられる治療法が変わります。

    <多汗症の3つの治療法>

  • 内科療法
  • 手術療法
  • 精神療法

この3つの精神療法のひとつが認知療法です。それでは認知療法がどのような症状の多汗症に有効なのでしょうか?

何種類ある?原因と症状の出方で区別する多汗症!

多汗症とひとことで言っても、原因や症状の出方によって厳密には呼ばれ方が違います。区別されているいくつかの種類の多汗症の中でどれに認知療法が有効なのかを紹介します。

原因が違う2種類の多汗症

多汗症は病気が原因で発生する「続発性多汗症」と、病気がなく発生する「原発性多汗症」の2種類に分けられます。

このうち原発性多汗症の場合に認知療法などの精神療法が有効になりますが、続発性の場合原因となる病気の治療がまず必要になります。

症状の出方が違う2種類の多汗症

症状の出方が違う事でも呼ばれ方が違います。手のひら・足の裏・わきの下など身体の一部で汗を大量にかく「限局性多汗症」と、全身にまんべんなく大量の汗をかく「全身性多汗症」の2種類に分けられます。

全身性多汗症の場合は続発性多汗症に分類され、別の病気が原因であることが多いので認知療法は用いられません。認知療法が有効なのは「限局性多汗症」ということになります。

多汗症という病気!要因は?

多汗症の分類のされ方がわかりましたが、具体的な原因はまだはっきりと解明されていません。交感神経の過剰反応が主な原因である病気であるといわれていますが、この交感神経が過剰に反応するおもな要因は以下が考えられます。

他の疾患が影響

内分泌系・循環器・中枢神経・代謝などの異常や疾患を患っていることで、多汗症を併発することがあります。

ホルモンバランスが要因

ホルモンバランスと交換神経は同じ、脳の視床下部でくコントロールされていることからホルモンバランスの乱れは交感神経の乱れにも繋がります。女性の場合月経や妊娠、更年期などの影響も受けやすいといわれています。

遺伝要因

直接的な関係は立証されていませんが、神経質や緊張しやすい性格などが遺伝しやすい遺伝の特性を考えると同様に遺伝によって多汗症が発症している可能性があります。

生活習慣の乱れ

嗜好品のたばこやコーヒーの影響で交感神経を刺激して中枢神経系のコントロールの乱れが生じることがあります。また多汗症の人には肥満が多いといわれており、生活習慣によって肥満になったのであれば生活習慣の改善が必要でしょう。

精神的要因(緊張・ストレス・不安)

精神的な問題を抱えて起こることが多い多汗症は別名「発汗恐怖症」とも呼ばれています。緊張や不安を感じ交感神経が優位になることで汗腺の働きが活発になり発症します。

この最後にあげた精神的要因である多汗症に、認知療法は効果を発揮します。

認知療法で多汗症は治る!具体的な治療方法は?

多汗症は別名発汗恐怖症とも呼ばれている精神疾患のひとつです。このため皮膚科での手術療法などで効果がないと判断された場合は精神療法である認知療法が有効です。

認知療法とは悩んでいる人の話を聞くことで心身の悩みを消すことを優先とする治療法で、脳の前頭前野に働くと考えられており科学的にも効果が実証されています。

精神的ストレスの緩和

ストレス社会といわれるほど、多くの人達がストレスで悩んでいる現代で特に若い人に多汗症はよく発症します。これは思春期に異性からの目をきにしてしまうためですが、もちろん老若男女かかわらず精神的な要因で多汗症を発症することがあります。

正常な汗の量でも気にしすぎてストレスが蓄積され、結果発汗恐怖症という、恐怖状態に陥ってしまいます。このような症状に認知療法によって「認知の偏り」をカウンセリングで修正していくことによってストレスを感じる原因となる物事の捉え方を変え心身の悩みを解消していきます

認知療法はひとりで行うのが難しい治療なので、専門の知識をもったカウンセラーと二人でおこなうのが最適です。しっかりと自分の悩みを聞いてもらい、共通の認識を持つとこが治療の第一歩です。

認知療法の役割

認知療法は薬物療法や手術療法のように副作用などのリスクがありません。ですが症状がひどい場合いは他の治療を併用する必要もあります。治療効果が出ても継続して精神的なコントロールが行えるように定期的に通院しカウンセリングを受けることが推奨されています。

ひとりでもできる!気軽にできる対策は?

日常生活に支障がでてしまうほどの辛い症状が続くと、それがさらにストレスへと変わり精神的に弱ってしまいますよね?他の精神疾患を併発してしまう前に、認知療法などの治療と合わせて日常で気軽に自分だけでできる対策もしましょう。

制汗剤の使用

ドラッグストアにいけば容易に手に入る制汗剤などをつかい、事前に汗の発汗を防ぐことが出来ます。他にも汗で染みができてしまった衣服をこまめに着替えたり、速乾性の衣類を使用したり、気軽にできることが沢山あります。

ストレスを避ける

避けられるストレスは自ら避けて、多汗症の原因となる精神的なストレスを感じない環境をつくることもできます。認知療法では、このストレスの受け取り方を修正し、感じづらくすることを目的としているため、同時に身の回りの人間関係の新たな構築をしてみるのもいいでしょう。

まとめ見出し

世間ではこの多汗症が多くの方からただの汗っかきだと誤解されがちですが、れっきとした病気なのです。そのため悩んでいる人にはとても深刻な問題なので周囲の理解はもちろん、的確な治療が必要となります。

自分が多汗症かな?と悩んだらまず、「続発性・原発性・限局性・全身性」のうちどのタイプの多汗症なのかを皮膚科で診断してもらいましょう。このなかで認知療法の効果があるのかをしっかりと見極めてから治療をはじめてください。

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