そもそも心的外傷が引き金?解離性障害を引き起こす5つの理由

もしも身体的な外傷であれば、軽傷だ、いや重傷だ、回復までに時間がかかるだろう、もしくは、一生完治する事はないであろうなどの事が誰の目から見ても明らかであるため、他人からも理解されやすいのですが、心的外傷は他人からは勿論の事、当の本人であっても、それが傷なのかどうか?が非常に分かりづらいものです。

そのために、心的外傷をきちんと治療、ケアせずに経過する中で、解離性障害が引き起こされる事も珍しくありません。そんな解離性障害についてまとめていきます。

自覚不足で悪化?何事も自分を責めすぎる!

心的外傷は、第三者である他人からの理解が得られにくいという事もあり、フラッシュバックなどの症状が起きた時に逆に責められたりして、傷をさらに深めてしまいます。さらに、自分の気持ちのコントロールができないダメ人間だと自分を責め始めると悪化の一途を辿ります。

そもそもPTSDとは

災害や事件、事故の被害に遭った人が身体的なものだけでなく精神的にも大きな傷を負ってしまい、時間が経過してから、その時の出来事を思い出し、まるで現在その出来事が起きているような再体験のような感覚が蘇り日常生活にも支障をきたしてしまうような状態。

例えば、それが原因で眠れなくなってしまった。外出すると、また同じ事が起きるかもしれないと引きこもるようになった。などが挙げられます。そのような状態の事をPTSD(心的外傷後ストレス障害)と言います。

簡単な問題ではない?

時間が解決してくれる。いつか思い出さなくなる。それまでの我慢。など安易に考えて放置しておくと、症状が悪化し、原因不明の身体症状に悩まされるようになる事もあります。自分が経験した出来事の大きさとPTSDの症状の強さが必ずしも比例する訳ではありません。

ですから、他人から見て大した問題ではないし、自分もそう思う。だから考え過ぎなんだ。自分の気持ちが弱いからいけない、我慢して強くならなくては!などと考えて自分を否定し我慢を重ねる事は症状を悪化させて行く以外の何者でもありません。

重要なのは、自分が心的外傷を負った事によりPTSDを引き起こしているという事実を自覚する事です。自覚して、きちんと治療し、傷ついた心を癒すための行動や思考を身につけない限り残酷なまでに、症状は悪化してゆき、その先に解離性障害になってしまう危険をはらんでいます。

周囲の理解を求め過ぎ?疲労困憊の果て!

自分が努力している事、頑張っている事を誰も認めてくれない。報われない努力や頑張りほど、自分を疲弊させるものは、ありません。しかし、それは自分以外の誰かのため、何かのための努力や頑張りであるために起きてしまう事なのです。

他人は解ってくれない

もしも、目の前にいる自分以外の人が今、何を考え、何を感じているのかが、あなたに解りますか?と言われたら、超能力者でもない限り、答えはNOのはずです。誰が何を考えて感じているのかなんて、解らないのが当たり前なのです。

ですから、自分が傷ついたり、傷ついた心を押し隠しながらも頑張っているのであれば、その努力している姿を見ている全ての人が理解してくれて、その努力や頑張りが報われるような事を言ってくれたり、やってくれるはずがないのです。

もしも何も言わずに自分の気持ちや努力、頑張りを理解し評価してくれる人がいたなら、その方が奇跡だとさえ言えるでしょう。

自分しか解らない前提

最初から、他人は解ってくれるはずがない事が解っていれば、周囲に対して過剰な期待を抱く事はないでしょうし、理解してくれない事で、さらに傷ついたり傷を深めてしまうこともないでしょう。だったら、誰とも付き合わない方が良い、他者との関係の一切を断ってしまった方が楽。

そんな風に考える人もいるでしょう。厳しいようですが、それも、やはり自分の中に相手に「何も言わなくても解って欲しい」という期待があるからです。その期待がある限り、期待して成果が得られず落ち込んで疲れ果てる事を繰り返してしまうでしょう。唯一の解決法は、自分の気持ちや感情は自分にしか解らない。

相手に解って欲しい時には、言葉で伝えない限り、自分の思い通りの気持ちや感情が自然と伝わる事はありません。解ってもらうための努力や頑張りは、ただ疲労困憊させるだけのものです。

疲労困憊の先には、無意識に自分の精神を保とうとして、自分の中に自分以外の自分が現れるなどの恐れがあります。

もう大丈夫なはず?自己過信で苦痛増強!

PTSDは忘れた頃にも容赦なく襲いかかってきます。やっとの思いで新しい環境を得た、幸せを掴もうとしている。そんな時にも突然、衝撃的な体験をするかもしれません。ですから、これだけ時間が経って、もう忘れられた。もう大丈夫。そう思った時ほど注意が必要です。

自己判断は危険の元

もしも、過去に起きた事を忘れさせてくれるような充実した毎日を送っていたり、出会いや縁があり新しい生活や幸せをつかもうとしている時ほど危険です。それまで一生懸命、何かに打ち込んで自分をだましだましで頑張ってきた人ほど、十分に傷を癒せていないからです。

身体的な傷も大きければ大きいほど安静にしたり、しっかりと治療をして元の通り、もしくは、元の状態に近いところまで持ち直すには長い療養期間が必要です。ですが、身体的に動ける状態であれば、無理をして、逆に心の痛みを感じないためにも頑張り過ぎてしまう事は多々あります。

次々と不幸に襲われる

PTSDの人は無意識の内に自分を否定していたり、責めてしまうような思考回路が出来上がっている事が多くあります。

それは、過去のショックな出来事を忘れられない自分であったり、同じ出来事で被害に遭って自分だけが生き残ってしまったという現実だったり、また自分を徹底的に否定されるような出来事が原因で発症していたりするために、そのような考え方をしてしまう癖がついてしまうのです。

ですから、自分の未来に希望が持てた時などのポジティブな方向に行先が向いていると、無意識に「幸せになれるのか」という疑念や「幸せになる資格はない」という否定や「自分だけ幸せになって良いのか?」という迷いなどの感情が出現します。

その感情は、本人が自覚していない事が多いため幸せになろうとすると必ず悪い事が起きる。そんな超常現象のように不幸に見舞われるという事態になります。

実際は、無意識の自分がそう仕向けているのですが、悪化すると自分の中のネガティブな自分が現れて、トラブルを引き起こすなどの問題行動が起きてしまう恐れもあります。

気合いで何とかなる?自己治療による悲劇!

強い気持ちで病気に打ち勝つ!もちろん、病気を克服しようという気持ちは無いよりもあった方が、好転する場合が多いのは事実ですが、気合いや根性だけで、医療的な治療をせずに病気を克服しようとするのは、危険でしかありません。

気合いはプレッシャー

よく「気合いが足りないから」「気持ちで負けている」などの根性論を言う人がいますが、根性で片付く問題など、この世に一つもないと言っても過言ではないでしょう。特に精神的なダメージの場合は目に見えない部分の方が多いので、このような根性論で何とかしろと無茶を言う人は未だに多くいます。

PTSDなどの場合では、さらに気合いや根性を押し付けられる場面も少なくないでしょう。過去を引きずっているとしか認識していない人からは「そんな事、病院で治るわけない」「自分の気持ちの持ちよう」「意思が弱いせいだ」など励ますつもりでしょうが、心ない言葉に多く遭遇するでしょう。

その結果「自分の気持ちが弱いせい」「気合いが足りない」など、自分で自分にプレッシャーをかける事が唯一の治療法だと勘違いしてしまいます。

自己治療の結果

ガソリンが切れた車が気合いで走るでしょうか?車が走らないのでガソリンに代わる液体を色々と注入してみたけれど、動かない。蹴飛ばしたり叩いたりしてみたけれど動かない。それどころか故障してしまい2度と動かなくなってしまった。PTSDにも同じような事が言えます。

車を動かすためには、単に給油すれば良いだけの事です。PTSDだって、ただ専門機関で治療を受ければ回復できる事なのです。自己判断と自己治療は、車に水を注いだり蹴飛ばしてみたり棒で叩くような事です。

ただ、人間は自分の力で自分を守ろうとする力があるために、間違った方向に動いてしまう事があります。辛い事を感じなくするための解離症状が出現したり、さらには別の人格を作り上げ、自分ではない自分が勝手に行動を始めてしまう恐れさえもあるのです。

社会に疲れた?投げやりになり諦め人生!

結局、ずっと心の傷を癒せないまま年月が流れると、自分は何をやっても上手くいかない人生なのだと勘違いしてしまう事も少なくないでしょう。社会の残酷さだけを感じ、自分の運命や人生を恨み、自分の世界だけで生きていこうとするようになることもあり得ます。

社会は残酷なだけ?

PTSDになると言う事は、それだけ大きな衝撃を受けたと言う事です。残酷すぎる現実に遭遇してしまった事で心に大きな傷を負い、その傷が癒えずに苦痛に悩まされ続けます。つまり、自分を取り巻く世界に残酷な現実があると言う事実を知っているために、そこに囚われている状況でもあります。

もしも、そんな現実に遭遇しなければ何かあったとしても希望が持てたし人生捨てたものではないと前を向けたけれど、現実はいつも自分にとって残酷な事しか起きない。起きるはずがない。そう信じてしまったら、もう未来に希望は持てなかったとしても不思議ではありません。

解離性障害の手前

そうやって何もかも諦めながら生きて行く事が、どれだけ苦痛な事なのかは、同じような経験をした事がない人には、想像を絶するものです。絶望と向き合いながら生きて行くために、本来の自分を避難させる事もあります。それが、解離性障害や解離性同一性障害です。

PTSDが悪化した結果、解離性障害に移行してしまう事も少なくありません。解離性障害に移行してしまいそうな、いわゆる手前の兆候をリストにまとめておきます。

    <PTSDから解離性障害へ移行しそうな手前の5つの兆候>

  • ショックな出来事を回避するためにショックな出来事が起きる前提で行動する
  • 何事に対してもネガティブな方向からの視点でだけ物事を捉えて考える
  • 感情の表出(特に怒りや悲しみ)が急に激しくなる
  • 他人に期待をしない事を周囲へ理解を求めない事だと勘違いしている
  • 場所や環境が変わると別人のように態度が変化する

まとめ

心的外傷を受けた人は、他人から見えない傷のため、理解を得る事が難しく、その事が原因で更に傷を深めてしまう危険性を非常に強く持っています。自分が、どれだけ傷つき苦しんでいるのかを誰かに伝える事ができ、理解してくれる存在を得る経験が回復への第一歩です。

しかし、そのような存在を得る事ができず一人で何とかしなくてはと足掻きもがいている内に状況を悪化させてしまい、自分で自分を守るための最後の手段として、解離性障害を引き起こしてしまう事があります。そうなる前に専門機関で適切な治療を受ける事が非常に重要です。

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