物忘れや痴呆とは違う!解離性障害と健忘の5つの決定的な違い

痴呆という言葉は侮辱的な表現という事で、現在では認知症という言い方になりましたが、認知症の症状で最も特徴的なものに、一般的には物忘れと言われる記憶障害があります。そのような症状と解離性障害に出現する症状としての解離性健忘は似ていて全く異なるものです。

また健康な人が経験する物忘れとも違います。その健忘や痴呆などと解離性障害に出現する健忘との決定的な違いとなる5つのポイントについてまとめました。

自覚があるかないか?記憶に障害がある事実

もしも、いくら疎遠にしているからと言っても、自分の親兄弟の名前さえも思い出せない。そんな事態は異常です。認知症でも解離性健忘でも両方に見られる症状ではありますが、そこには大きな違いがあります。

認知症は自覚が薄い

認知症の初期であれば、自分が物忘れをしている自覚はあり、そんな自分、自分の行く末に不安や恐怖を感じます。しかし親兄弟の名前さえも思い出せないレベルになると、自分が物忘れをしているという自覚は無いことが多くあります。

解離性健忘の症状である場合は、当たり前の事を覚えていない。忘れてしまっているという事に気がつくと、その異常事態を認識し驚いたり、不安になったりします。

前後の記憶は鮮明

認知症の記憶障害の場合は、若い頃のこの時期の出来事を思い出せない。という場合、それに関わる全ての事の記憶が無い、もしくは非常に曖昧であるのに対し、解離性健忘の記憶障害では、その出来事は思い出せなくても、同時期にあった他の出来事や、関わった人などの事は鮮明に覚えている事が多くあります。

特定の記憶がない!ある部分だけ抜け落ちる?

いわゆる記憶がすっぽ抜けている。という状態が解離性健忘には、よくあります。認知症のすっぽ抜けている記憶との違いは、その範囲や量にあると言えます。

認知症は芋づる式?

認知症の人の記憶のすっぽ抜けの範囲は非常に広く量も多く、スッポリと抜けているというよりは、その周辺も探ってみたら、あれもこれも分からない、思い出せない、記憶にない。という具合、まるで芋づる式に忘れている事が次から次に出てくる状態が多くみられます。

この事を忘れているのであれば、同時期に起きたこの事も覚えてはいないだろう。この人の事も思い出せないだろう。と傾向を把握する事が出来たり予想ができるような物忘れの仕方です。

ピンポイントな健忘

認知症の何となく理解できる物忘れのポイントに対して、解離性障害の人の物忘れは、何かしらの傾向や特徴がある事もありますが、何も知らない赤の他人が一度聞いただけでは、予想できないような忘れ方です。

平坦な道に突然穴が空いているような、まさに抜け落ちたようにピンポイントな部分だけを忘れてしまっている事が特徴です。

まるで別人?別人として普通に生活できる!

認知症の老人が行方不明になってしまった場合は誰かに保護されない限り普通に生きていく事が困難ですが、解離性障害の人の場合は、別の人として普通に生きていく事も可能だという違いがあります。

まさに人格変化!

認知症の人でも解離性障害の人でも人格が変わってしまったように見えるという変化が両方で見られます。穏やかだった人が怒りっぽく疑い深い人に変わってしまったり、しっかり者だった人がミスばっかり繰り返すようになったり。

認知症の人格変化が別人のように変わってしまう変化であるのに対して、解離性障害の人格変化は、別の人格と元の人格が行ったり来たりするような変化で、今日の印象と明日の印象、昨日の印象が全く違っていたり、何だか別の人みたいに感じたりするような変化です。

認知障害の違い

認知症の人が、仕事をして収入を得て、買い物をして食事を作って…。という普通の生活をしていくための当たり前の事さえも忘れたり出来なくなっていく事に対して、解離性障害の人は、こうした認知機能に障害をきたす事は多くありません。

ですから、全く見知らぬ土地に行って、違う名前になって普通に生活しているけれど、本当の自分の名前や出身地、親兄弟の事などが思い出せないという事態も起きるのです。

思い出せる?突然蘇る抜け落ちていた記憶!

認知症の記憶障害は、不可逆的に進行していくものであるのに対して、解離性障害の場合は、ある日、突然、失っていた記憶が突然蘇る事があります。

忘れ続ける事は少ない?

アルツハイマーの人を主役とした映画やドラマなどがあるので、認知症が、どんどん記憶を失い続けていく病気である事は比較的、常識として浸透しています。

解離性障害の場合は、失う記憶もピンポイントで部分的であったり、忘れたふりをしているのではないか?というような周囲からは理解し難い内容である事が多い上に、突然思い出したりするので、都合が悪いと忘れたふりをする人だと思われる事も珍しくありません。

思い出す事で苦痛

認知症の人が、偶然何かの拍子に大切な事を思い出したりして感動する。という話をよく聞きますが、その思い出した記憶自体が一時的なものであって、またすぐに忘れてしまい、その後は2度と思い出せなくなるでしょう。

しかし解離性障害の人が一時的に抹消している記憶は、それこそ自分の命を守るために忘れている。と言えるほどの辛い記憶である事も珍しくありません。それを軽減するために忘れていたのに、思い出せば苦痛を味わいます。もう一度忘れたいと思っても、もう忘れられないかもしれないというのが現実です。

自分を疑う?被害妄想よりも先ず自己否定

よく認知症の老人が、自分が食べたのに家族や他の誰かに「食べただろう!」と被害妄想を抱き怒りまくる。という場面を目にします。解離性障害の人の場合は、自分の記憶がおかしいという認知機能が働くため、誰かのせいで何かが起きても「自分のせいかも?」と、まず自分を疑ってしまいます。

被害妄想の有無

認知症の症状として、自分が忘れていたり理解できていない事実を認識できずに、誰かが自分に対して何かをした。と勘違いする傾向があります。いわゆる被害妄想だと言えます。

ですから、自分が食べた事を忘れて誰かが食べたと怒ったり、責めたりするのです。しかし解離性障害の人の場合、誰かが本当に自分の物を食べていたとしても、自分が忘れている記憶かもしれない。と自分を疑ってしまうのです。

攻撃性の有無

解離性障害が何かあっても、まず自分を疑い自分を責めて鬱々とこもって行ってしまうのに対して、認知症の場合は、まず人を疑い怒りっぽくなるという特徴があるため、客観的に見て、非常に攻撃性が強くなっていると感じます。

もちろん解離性障害の中でも、攻撃的な人格を作り上げて他人を攻撃したりする場合もありますが、元々の人格に戻ると逆に非常に気が弱く穏やかな人である事が多いので、二面性を感じるという違いがあるでしょう。

まとめ

解離性障害の多くは、自分が非常に辛く苦しい経験をした事を自分の中に封印しようとしている中で引き起こされるものが多く、いわゆる自分に都合の悪いことを「忘れる」という形で封印してしまうと、他人の目には嘘つきな人、忘れたふりをするズルい人だと誤解されてしまいがちです。

しかし、そのような評価を気にして引きこもり、どんどん症状や状況を悪化させてしまう結論にならないためにも、周囲の人の暖かい見守りと支えが必要です。最後に、解離性健忘の5つの特徴をリストにまとめておきます。

    <解離性障害に特徴的な5つの健忘症状>

  • 自分の記憶障害についての自覚があり、危機感や不安を持っている
  • 継時的な物忘れではなく、ピンポイントで記憶が抜け落ちる
  • 一過性の記憶障害である事が多く、忘れていた事を思い出す事も多い
  • 人格変化を繰り返す事があり、別人格の時の記憶がない事がある
  • 記憶を失っている間に自分が問題を起こしていないか自分を疑い責める傾向

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