他者視線恐怖症は認知療法で治る?視線を恐れないための考え方!

他人の視線が極端に気になることはありませんか?社会生活を営むなかで、公の場に出れば他人の視線は必ず感じるものですが、それを恐怖に感じてしまうことを「他者視線恐怖症」と呼びます。

視線恐怖症の症状や原因は人によって様々ですが、共通して極端な「物事の捉え方の偏り」が背景にあることが多いです。そこで今回はこの他者視線恐怖症を克服するための2つの治療法を紹介します。

視線恐怖症の代表格!他者視線恐怖症とは?

他者視線恐怖症は「視線恐怖症」のうちの一つで、他にも3種類の視線恐怖症があります。

    <4種類の視線恐怖症>

  • 他者視線恐怖症:他人の視線が気になり、恐怖をいだくタイプ
  • 自己視線恐怖症:自分の視線が他人に不快感を与えていないか気になるタイプ
  • 正視恐怖症:相手と目を合わせることに恐怖を抱くタイプ
  • 脇見恐怖症:見てはいけないと思えば思うほど見てしまう脇見タイプ

代表格は他者視線恐怖症

この4種類の中で最も多くの人が悩んでいるのが、他人の視線を気にしてしまうタイプの「他者視線恐怖症」です。視線を感じる・周囲の人から見られている・みんなが自分を見ているのではないかと不安になり、会話中に相手の視線がきになって話に集中できないなど日常生活に支障をきたすことがあります

他者視線恐怖症の原因は?3つの要因を解明しよう!

科学的に根拠のある原因はわかっていませんが、他者視線恐怖症の要因となるものがいくつかあります。

トラウマがる

過去に他人の視線がある中で起きたトラウマが要因となっていることがあります。例えば「幼少期に虐められていて、いじめっこの視線が冷たかった」「国語の先生が生徒の前で、漢字を間違えてしまったときの生徒の視線が冷たかった」などです。

性格の特徴

他者視線恐怖症の人には几帳面・神経質・完璧主義・心配症などの性格が共通してみられます。このようなタイプだと他人からどう思われているか他者評価が気になり、それが恐怖に変わってしまうのです。

人種の違い

海外では日本人は不安を感じやすい人種だといわれています。それは日本人特有の「個」よりも「和」を重んじる文化が、人との協調性を重要視させているためです。他人からの評価を気にしている日本人ならではの風潮が、不安を与え恐怖心を煽っている要因の一つだと考えられています。

心身への影響は?他者視線恐怖症の症状!

視線恐怖症の中でも特に見られているとこに極度な恐怖を抱いてしまう他者視線恐怖症ですが、どのような症状がみられるのでしょうか?

精神的な症状

見られている恐怖心だけでなく、過度の緊張・不安・引きこもりなど視線が集まる行動を避けてしまうような精神状態になってしまいます。これらの症状は「自分は美人(ブサイク)だから、見られている」などの妄想が原因となり、このような恐怖を抱かせているという特徴があります。

身体的な症状

他人に見られて極度に緊張しているため、自律神経のバランスが乱れ交感神経が優位な状態になります。その結果、動悸・息切れ・手足の震え・腹痛・顔面紅潮・顔の引きつり・声のふるえなど、様々な身体への症状がみられます。

他視線恐怖症だけでは済まない?変遷しやすい疾患にも注意が必要!

他視線恐怖症に悩んでいるときは、ほかの精神疾患にもかかりやすい傾向にあるので注意しましょう。

ほかの精神疾患を回避

他人の視線に恐怖を感じている状態をそのままにしておくと、うつ病や対人恐怖症などほかの精神疾患を引き起こす原因となってしまいます。極端に緊張した気持ちが続かないようにするにはどうすればよいのか?他視線恐怖症の症状をまず改善していきましょう。

2つのアプローチで克服!他者視線恐怖症を治す方法とは?

他者視線恐怖症を克服するには、2つの有効な治療法があります。これは好きな方を選ぶのでなく並行して治療を行うことに意義があるので、具体的に2つを紹介していきます。

認知療法で治す

1つめのアプローチが認知療法です。他人の視線が気になってしまう事に対しての「認知」を修正していきます。例えば「自分がブサイク(美人)だからこっちをみているのだ」「笑われている」「バカにされている」という様な、視線に対しての妄想的な「認知」の歪みが原因となる場合、これを修正することを目的とします。

認知療法では根本的な考え方を修正して恐怖と感じる原因を減らすことで、日常に支障をきたす様な恐怖心を軽減させることができます。

暴露療法で治す

2つめのアプローチが暴露療法です。行動療法とも呼ばれ、実際に視線に慣れていくという「行動」を治していく治療法です。苦手とする場面を実際に経験することで、視線に対する不安を取り除いていきます。視線を感じても大丈夫だという経験を積むことを目的とします。

この暴露療法はあえて苦手な体験をすることになるので、専門の知識のある指導者の元行うのが適切です。

まとめ

他者視線恐怖症を克服するためには、認知療法と暴露療法の2つのアプローチを並行して行い治療していくことが重要です。自分自身と向き合い原因を探り、価値観や内面的な受け止め方が原因で他人の視線を気にしていないか?もう一度ゆっくり自分と向き合ってみましょう。

トラウマ・性格・人種などの要因から影響を受けて発症する、様々なタイプの視線恐怖症に対して自分に合った適切な治療を見極めることが必要です。そのうえで脳の深いレベルで「物事の捉え方の偏り」を理解し、辛い症状が繰り返されるのを未然に防ぐことが大切です。

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