パニック障害と不安障害の違いは?不安障害を代表する疾患の1つ!

パニック発作が起きた時の辛さや苦しさは耐え難いものです。「このまま死んでしまうかもしれない」「自分はおかしくなってしまったのか?!」と不安になってしまいます。本当にそうなのでしょうか?

実は、発作が出やすい場所や体調・暮らし方など、パニック障害には共通の条件・状況があります。

ここではパニック障害になるのはどんな人なのか・どんな時に発作が起きるのか・どうして発作が起きるのか、など「パニック障害」の全体像を見ていきましょう。

パニック障害になる割合は?クラスに1人

「大勢で一緒にいるのに、自分だけがパニック発作を起こしてその場から逃げ出す」という経験をした事はありませんか?「自分だけが異常なのでは」と不安になった事はありませんか?実際にはどうなのでしょうか。

パニック障害になる割合

パニック障害の生涯有病率は0.8~5.0%程度になります。生涯有病率とは「一生のうちに1回以上発症する人の割合」です。おおよそ「1クラスに一人」の割合で存在していると考えればいいでしょう。

男女で患者数に違いが

パニック障害になる人の男女比は、女性:100人に5人・男性:100人に2人弱という事で、女性の方が男性より2~3倍多いという統計が出ています。

その理由として「女性の周期的なホルモンバランスの変化」「身体的構造の違い」「社会・生活の中での立場の違い」などが考えられます。

幅広い年代で発症

パニック障害の発症は、だいたい18歳~60歳までの幅広い年齢層でみられています。中でも、20代や30代で発症する人が多くなっていますが、60歳以上になると減る傾向にあります。

珍しい病気ではない

認知度は低いですが、けっして珍しい病気ではありません。

どういう病気なの?「不安障害」の1つ

「パニック障害」は最近よく耳にするようになった病名ですが、新しい病気なのでしょうか。

「不安障害」の1つ

精神疾患の中で、「不安」を主症状とする疾患を総称して「不安障害」といいます。その中でパニック障害は、「不安」がはっきりとした形で現れる「不安障害」を代表する病気です。

「パニック障害」は以前は「不安神経症」「全般性不安障害」「自律神経失調症」などの診断を受けていました。1980年に米国精神医学会で独立した別の病気である事が認められました。1992年に世界保健機構(WHO)によって正式に「パニック障害」という名前が登録されました。

パニック障害が病気として認知・登録されたのは最近の事ですが、これについての記述が19世紀まで遡って確認されています。

原因は身体的要因

以前は心理的要因(ストレスやPTSDなど)が原因と考えられていましたが、現在では身体的要因(脳機能異常)が大きく関わっていると考えられています。

「パニック障害」については、まだ充分に分かっていません。より深い理解や的確な治療のためにより一層研究が進む事が待たれます。

パニック障害で鬱病に

パニック障害患者の半数近い人が、「鬱病」も同時に抱え込んでしまう危険性があります。他にも、全般性不安障害・社交不安障害・特定の恐怖症・強迫性障害などを同時に抱えてしまう事があります。

    <不安障害の分類>

  • パニック障害
  • 全般性不安障害(GAD)
  • 恐怖症:広場恐怖/特定の恐怖症(高所恐怖症・閉所恐怖症・対人恐怖症など)
  • 離人性障害(離人神経症)
  • 解離性障害(ヒステリー性神経症)
  • 強迫神経症(強迫性障害OCD)
  • 社交不安障害(=社会不安障害SAD)
  • 抑うつ神経症(気分変調性障害)
  • 心気症

脳の機能が異常って?神経伝達物質にトラブル

何かを考えたり身体を動かしたりする時に、脳内でその指令を伝える役割を果たしているのが神経伝達物質です。

脳内神経伝達物質の異常

脳内神経伝達物質にはたくさんの種類があります。それらが互いに影響を及ぼしあって、気分や感情・認知機能のバランスを取っています。パニック障害では、特に「セロトニン」と「ノルアドレナリン」のバランスが乱れてしまっていて、脳が暴走しコントロール出来ない状態になっていると考えられています。

この他に、神経の興奮を抑制し不安や緊張を緩める役割を持つ「ギャバ(γ-アミノ酪酸)」の受容体の機能に問題がある場合があります。

危険から逃れるために!

どんな人でも、自分の身が危ない!となれば、緊張して身震いしたり全身に汗をかいたりします。「パニック」そのものは、命の危険から身を守るために備わっているものです。「生命体としての存続に関わる」反応です。

ところが命の危険がない状況であるにも関わらず、身震いしたり汗をかいたり息苦しくなったり、強い不安感や恐怖心に襲われてしまう、それが「パニック発作」です。

発作が出やすい場所は?人混みや狭い場所で

どんな時に発作が起きるのでしょうか。場所や条件に共通点はあるのでしょうか。

発作が出る状況・場所

人混み/大きな音/眩しい光(チラチラする光)/空気の悪い場所/自由に動き回れない場所(物理的・精神的拘束状態)などの条件下で発作が起きやすくなります。

    <パニック発作を起こしやすい場所>

  • 映画館・ライブ・コンサート・演劇などの会場
  • 美容院・理容室・歯医者・献血会場
  • 電車・飛行機・自動車(高速道路・トンネル・助手席)
  • 会議・集会・イベント会場
  • エレベーター
  • スーパーなどの行列
  • 1人で家に居ること

発作が出たらどうする?

パニック障害を疾患している人は、発作が出るようになったばかりの時期にはこれらの場所を回避する事も必要ですが、ずっと避けていたのではパニック障害は治りません。

薬物療法やリラクゼーションでパニック障害の症状が改善してきたら、認知行動療法(認知療法・行動療法)で、苦手な場所との関係改善に取り組んでいきましょう。

体調は関係あるの?過労や寝不足に注意

身体の具合が悪い時は、脳のコンディションも整っていません。注意が必要です。

発作が出る時の体調

パニック発作は、過労・睡眠不足・低血糖状態であるなどの状況では、特に発生しやすくなります。また人混みや過緊張状態では過呼吸から発作に?がる事があります。

これもパニック発作?

トイレに行きたい時にパニック発作が起きるという人もいますが、それは「どうしよう!」という焦りから来る心理的なもので、直接の関係はありません。

女性の場合、生理期にはホルモンバランスの変化でパニック障害に似た症状が出る「月経前症候群」という疾患がありますが、それは一般的な女性のほとんどに起こり得る事です。あまり考え過ぎずに受け流す事が大事です。

どんな人がパニック障害になるの?頑張ってる人

「どうして私だけ?!」「性格に問題があるのかしら?」と思っていませんか。

パニック障害は遺伝する?

家族(血縁者)にパニック障害を発症した人がいる場合、他の家族もパニック障害を発症する確立は高くなります。発症率は一般人口の約8倍に及ぶという統計もあります。しかしそれは、パニック障害そのものが遺伝するのではなく「発症しやすい体質(脳の機能的な特質)が遺伝するかもしれない」という事です。

パニック障害になる人の特徴

性格的には、「活発で頑張り屋の人」「内気で緊張しやすい人」が発症しやすいといわれています。

「内気で緊張しやすい人」は内向的で真面目・心配性の傾向があります。心の緊張によって常に自律神経が緊張してしまっているのです。

「活発で頑張り屋の人」は、「自分はもっと頑張らなければならない」と考える傾向があり、怠ける事に対する不安感があったり・自分の限界を超えて頑張っていたりします。

どちらのタイプも常に心が緊張状態にあり、自律神経も常に緊張状態にあります。それがパニック障害に?がってしまうのです。

教師や看護師のように、不規則でハードな勤務+大きな責任と緊張を求められる職種の人は、パニック障害を発症してしまうリスクも大きくなります。

頑張りすぎない事!

パニック障害を抱えている人・心身に疲れを感じている人は、「頑張り過ぎない」「考え過ぎない」「ゆっくり休もう」と、そんなスタンスで生きる事を目指しましょう。のんびり歩いてちょうど人並みかもしれません。

研究で分かった事は?脳内神経伝達物質の異常

パニック障害は1992年に正式に登録された病気です。おおよそ1クラスに一人の割合で存在し、女性の罹患率は男性の2~3倍・幅広い年齢層にみられる、けっして珍しくない病気です。

頑張る人・緊張しやすい人が発症しやすく性格的なものと思われていましたが、研究が進んだ現在では「脳内神経伝達物質」に問題があると考えられています。

発作は人混みや自由に動けない場所などで起こりやすく、その時の体調も大きく影響しています。

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