ある特定の思考に囚われる病気?強迫行為にこだわる5つの理由

もしかしたら、思考に囚われるという状況を想像しにくいかもしれません。健康な人でも、よく思考に囚われて行動してしまう事はあります。それは、どんな時かと言えば自分の欲望に抗えない時を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。

例えば、今は、ダイエット中です。何気なく見ていたCMで流れた新発売のチョコレートの事が気になって、食べられないと思うと尚更食べたくなり、食べるまで頭から離れなくなってしまった。という状況です。それは、チョコレートの事に囚われている状態と言えます。

ですが、健康な人の囚われと行動は、合理的なものです。強迫性障害の人たちは、不条理な囚われによる強迫行為に日々苦しみ悩まされています。そんな不条理な強迫行為にも、その人なりの理由があるという事をまとめていきます。

不潔が怖い!に囚われると?結果は洗浄行為

アライグマのように何かするたびにせっせと手を洗い続ける人を見て、神経質な人だな。と思うか、皮膚が荒れて大変じゃ無いのかな?と、その行為に否定的な見方をする人がほとんどでしょう。ですが、本人には手を洗わなくては、いけない理由があるのです。

洗浄行為って何だろう

代表的なのが、何かを触るたびに繰り返される丁寧な手洗いであったり、外出したら必ずシャワーを浴びるなどの行為が挙げられます。その際に1回の手洗いにハンドソープは3プッシュと決めていたり、帰宅後3分以内にシャワーを浴びるなどの決まりがある事が多く見られるのも特徴です。

単に洗うというだけでなく、ドアノブを素手で触れないので必ず手袋をする。買ってきたお菓子は食べる前に外袋をアルコールティッシュで拭く。などの行為も含まれます。

洗浄行為に走る原因

洗浄行為は、汚染された物に触れた事で自分も汚染されてしまったかもしれないという強迫観念に基づく行為だと言えます。もちろん、トイレの後には、その都度手を洗う。という行為とは全く異なります。トイレの後の手は明らかに汚れています。だから手を洗うのが当たり前の事です。

しかし、強迫行為の場合は強迫観念に基づいているため、一般的に見たら納得いかないような物事がほとんどです。自分の家のリモコンに触ったら手を洗う、でもペットに触った後は手を洗わなくても大丈夫。など全く一般常識とはかけ離れた決まりがあり、それが基準になっているのです。

しかも頻繁に触ってしまう物、触らずにはいられない物などが対象になっている事が多いため、何度も繰り返し手を洗わなくてはならない。そんな状況になってしまいます。

失敗が怖い!に囚われると?結果は確認行為

誰でも失敗するよりは、成功した方が気分が良いに決まっています。ですが、完璧な人間なんて存在しません。それを理解しているので、失敗しても仕方がないと気持ちを切り替える事ができます。しかし、どうしても失敗したくなくて確認を繰り返し前に進めない人もいます。

確認行為って何だろう

出かける時に家の鍵をかけたか?などの確認行為が代表的であり典型的であると言えます。ふと「あれ?鍵かけた?」と1度くらいなら誰でも戻って確認することは普通です。普通、1度確認に戻れば安心して出かけられます。

他には、仕事で作業中に自分がやった1つ目の仕事に不備があったかもしれないと思うと1つ目に戻って確認。次の仕事も心配になって、また2つ目に戻って確認を繰り返し、簡単な作業でも異常な時間を要してしまったり、終える事ができなかったりする確認行為もよく見られます。

確認行為に走る理由

根本的に失敗した後に叱られるのが怖い、人間のレッテルを貼られるに違いない、仕事だったらクビになるかもしれない。など普通に考えれば、そんな事くらいで、そんな事にはならないよ。と言いたくなるような悲観的な事を考えています。

しかし、そうなるかも知れない。そうなるに違いない。といった強迫観念に支配されているため、そうならないと思っていても、できるだけ確実にそうなりたくない気持ちが確認行為という強迫行為に走らせてしまいます。

病気が怖い!に囚われると?病院巡りの旅

もしかしたらガン?これは永久に治る事のない悪性の重病なのでは?など体調不良になって、なかなか治らなかったりすると、そんな悲観的な事を考えたりしがちです。しかし病院に行って「ただの風邪ですよ」と診断されたら、それだけで体調不良が治ってしまう事もよくあります。

ホスピタルショッピング?

強迫性障害以外の精神疾患でもよく見られますが、自分が納得いくまで受診先を変える事をホスピタルショッピングと言います。このホスピタルショッピングをする強迫性障害の人の特徴をリストにしました。

    <病院巡りをする強迫性障害に良くある特徴5つ>

  • テレビなどで見た重病のサインと自分の体調不良を重ねて囚われやすい
  • 健康に対しての独自のこだわりを持っており他人の忠告に耳を貸さない
  • 受診して医師から「たいした事ない」と言われると不愉快になる
  • 特別な症状がなくても常に全身の検査を希望する
  • ホスピタルショッピングをしていると指摘されると不愉快になる

病院巡りをする理由

一言でいえば、不信感と言えるでしょう。自分を安心させてくれる材料が全て揃う病院や医者などは滅多にありません。ですが、強迫性障害は完璧を求めてしまいます。しかも、医療者の目線での材料ではなく、自分の判断基準に沿った材料が揃わないと納得できないのです。

ですが、強迫性障害の人の場合、強迫観念に囚われて強迫行為を行う事が前提なので、たとえ材料が揃ったとしても、本当の意味で納得し解決する。という事はないのかも知れません。

不揃いが怖い!に囚われると?前に進めない

1から10までの数字が並んでいたとして、例えば4と5の位置が入れ替わっていたのを見た時、普通の人なら「あ、間違ってる」と気づいて終わる事がほとんどではないでしょうか?ですが、強迫性障害の人にとって、気持ち悪い事この上ない訂正しなくては気が済まないような事かもしれません。

整然にこだわるって?

数字の例を挙げましたが、他にも置く場所が決まっているものは、必ず定位置や同じ順序に置かなくてはいけません。例えばテーブルの、どの位置にテレビのリモコン、エアコンのリモコン、室内灯のリモコンと言う順番で並べると決めていたとします。

その位置を乱される事も不愉快ですし、順序を入れ替えられる事も不愉快でたまらない事です。そんな事をする相手には、家に入って欲しくない。とさえ思う事も珍しくありません。

前に進めない理由

もしも位置や順序に乱れが生じると、さらに整然とさせたくなります。例えば数字の例で言えば、4と5の位置を間違えた人を探し出し訂正を要求するかもしれません。

リモコンの例で言えば、本当に位置と順番だけが間違っていたのだろうか?と疑念を持って、周辺を観察しているうちにテーブルの水滴に気づいてしまうかもしれません。

そこに留まらなければ、他にできていた仕事があったとしても、他に乱れはないか?そればかりが気になって、他の事が目に入らなくなってしまうのです。

被害が怖い!に囚われると?人が怖くなる

暗い夜道を一人で一本道を歩いている時に、突然、向こうから来る人が通り魔だったらどうしよう?そんな不吉な不安が胸をよぎる時はありませんか?でも、実際はドキドキしながらも、何事もなくすれ違いホッとして終わってしまいます。そんな不吉な不安に囚われたら身動きが取れなくなって当然です。

被害恐怖と被害妄想?

被害妄想という言葉はよく耳にしますが、被害恐怖という言葉は余りメジャーとは言えません。被害妄想は実際に起きていない事を起きた事だ、もしくは、これから起きる事だと信じてしまっている状態であるのに対し、被害恐怖は半信半疑な状態と言えます。

これから起きるかもしれない、起きるに違いない。でも確信はない。だから尚更怖いのだと言えます。そして、その不安に囚われてしまっているので、夜道の例などに遭遇してしまったら、もう2度とその道は通れなくなったりします。

被害恐怖に陥る理由

一度、実際に被害を受ける事がないまでも恐怖を感じる経験をしてしまうと、その恐怖の部分だけに囚われてしまいます。そして、その恐怖を避けるためには、恐怖の原因となるものを徹底的に排除しようとし始めます。

もちろん健康な人でも、恐怖を感じる対象から逃げたい、もしくは排除したい。と思う事はよくあります。ただ不可能な事もあるから「できれば」の範囲で。という妥協ができます。しかし、強迫性障害の人には、その妥協ができません。

恐怖を避けるために、自分が思う通りに排除したり逃げたりできないのであれば、動かない。人とは接しない。という極端な選択肢を選んでしまう事はよくある事です。

まとめ

強迫性障害は自分の思考に囚われる病気です。しかも、その囚われている思考が普通じゃない、理不尽だ。そんな自覚があったとしても強迫観念に囚われると強迫行為を行わなくてはならない。という儀式的な面もあります。

ですから、常識的な思考ができないわけでもなく、おかしくなってしまって、普通の事が出来なくなってしまった。という状態とも違います。分からなくなって行動していれば苦痛を感じる事は少ないかもしれませんが、分かっているだけに大きな苦痛を伴います。

周囲の人が強迫性障害の強迫症状を理解し、温かく見守り冷静な対応をしていく事が回復への欠かせない支援となるでしょう。

うつ病の辛さから解放されたいあなたへ

試してよかった!「うつ病」改善法 全額保証付き

薬ではうつ病を根本から治すことは出来ません。食事、睡眠、運動よって脳にしっかり栄養を与えてあげる必要があります。『試してよかった!「うつ病」改善法』では食事の改善法、快眠をもたらす枕の選び方、脳を健康にする筋力トレーニングの方法を徹底解説されて、たった2週間でうつ病完治まで導いてくれます。また、90日間試しても効果がない方には全額返金保証があり、リスクなしで取り組みことが出来ます。

「うつ病」の悪循環から独力で脱出する「プチ認知療法」

私は認知療法を取り入れることで、うつを克服することが出来ました。また、認知療法でうつを克服した人は多くいます。ですが、認知療法を実践するのは簡単ではありません。そこで、認知療法の専門家が作成したDVDを見るだけで実践が出来るプチ認知療法があります。それを実践すると、認知療法を気軽に実践することが出来、結果として、うつを克服することが出来ます。

寝つきが良くなり睡眠の質を上げる不眠症対策サプリ「北の大地の夢じずく」

毎日しっかり寝たい!」寝れなくて辛いのはあなただけではありません。私はうつ状態になってから不眠で長い間悩んできました。睡眠導入剤を早くやめたかったので様々な方法を試しましたが、「北の大地の夢じずく」というサプリメントを飲みだしてから夜の寝つきが良くなりスムーズに寝れるようになりました。
北の大地の夢じずく」は北海道の大地で眠りのための理想のエキスを使って作られていて、しっかり休息をとることが出来ます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ