うつ病の療養のために田舎へ引越してうつ克服! 44歳 男性 D.N.さん

今思うと、うつ病は恐いです。何をするにも意欲が失せてしまい、ご飯を食べることすら億劫になってしまいます。

私の場合、テレビを眺めているだけでも気が滅入り、風呂に入ることすら辛く感じてしまいました。人生を謳歌するポジティブな感情が、全て欠落したような状況でした。

うつ病で仕事が出来ず

うつ病になった頃、仕事が頭に入らず、手を動かすのも辛くて会社を辞めるしかありませんでした。病院に通院して、家に戻ると一日中寝ていましたね。

抗うつ剤を飲んである程度意欲が戻ると、今度は自殺願望が芽生えます。何をしてもだめな感じでした。

毎日部屋のカーテンは閉め切り、薄暗い空間でいつも絶望感しかなく、生きていても仕方ないなという気持ちです。自殺をしようと行動しかけたこともありましたが、実際には出来ませんでした。

うつ病で何もかもどうでもいいと思う反面、当時交際していた彼女の存在だけは残っていたんです。もし彼女がいなかったら、あるいは死んでいたかもしれません。運動量は圧倒的に減り、たった数ヶ月で20kgほど体重が増えたのです。

療養のために田舎へ引越

そんな中療養のため、そしてうつを克服しようと決意したので都内の部屋を引き払いました。実家が田舎だったので、自然に触れるといいと医師から聞いて決断したのです。

ですが帰省すると、掛けられたのは温かい言葉ではなく、怠け者呼ばわりや恥晒しといった厳しいものでした。

間違いだったと判断しましたが、そんな人たちの傍らで、私を支えようとする人たちもいました。彼らが心の支えとなり、静かに暮らすうちに、いつの間にか薬を飲まなくても眠れるようになったのです。

のろのろとしていた動きから、徐々に普通の人並みにまで歩けるようになったんです。それからは、毎日散歩をしたり、運動をしたり。落ちてしまった筋肉に鞭打ってなんとか体重を落としました。

そして、温かい人たちと触れ合ううち完全に薬は要らなくなり、うつを克服しました。外出も出来るし遠出もできます。

残念ながら治療が長期期間になってしまい、支えてくれた彼女とは別れてしまいました。克服した今、感謝の気持ちを伝えたいのですが、再び関わりを持つと相手に悪い気がして何も出来ていません。

申し訳ない気持ちだけが残りました。今では、よほど大きな哀しみがなければうつを再発することもなく、耐えられると思います。

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