自分が自分でわからない?解離性障害の人が感じがちな5つの感覚

いわゆる解離という状態は、健康な人にでも見られる事があります。あまりに退屈な講義の時に全く違う事を考えていたらアッという間に時間が過ぎた。という場合も一種の解離状態です。これは、ある意味で意識的に解離状態を作っているとも言えます。

しかし病的な解離状態というのは意図的なものではなく、不意に襲ってきて、自分の力では止める事が出来ないような状態であることが多く治療が必要です。解離性障害の人が感じがちな症状としての代表的な5つの感覚について、まとめていきます。

物事に集中できない?離人感による苦痛

何となくぼんやりしてしまう。そんな時は誰にでもよくある事です。しかし、声を掛けられたり、肩を叩かれたりすれば、ハッと我に返り、ぼんやりしていた自分に気づくことができます。

自分の力では戻れない

もしも自分が考え事をしている時に、誰かに名前を呼ばれたり、何かを質問されたりしている事に気付かなかったとします。そして、さらに大きな声で呼びかけられたり、肩を叩かれたりしてハッと気がついた、その時の事を思い浮かべて見てください。

きっと、自分が考え事に集中していたために、声を掛けられた事に気がつかなかった。そう理解できるはずです。しかし、解離性障害の人の場合、大きな声で呼びかけても肩を叩いても気がつかない事があります。

もしかしたら、気がついていても返事ができない状態。もしくは、本当の自分は返事をしたいのに体が言うことを聞いてくれない状態。そんな状態になっている事が考えられます。

悩むほどに悪化する?

周囲の人の余程の理解がなければ、名前を何度も呼んでも、肩を叩いても反応がなければ無視されている。とか、感じの悪い人だ。など距離を取られてしまう事になり得ます。そんな事を繰り返し、自分の周囲から人が減っていく中で、当然のように思い悩む事でしょう。

またきちんと対応できずに嫌われるのではないか?誰かに勘違いされてしまうのではないか?などの不安が絶えずあると、人と接する事が怖い、もう人とは接したくない。そう思っても当然です。しかし、孤独になって悩めば悩むほど、自分の殻に閉じこもるようになります。

夢それとも現実?現実感喪失による苦痛

たまにリアルな夢を見ると、目が覚めてからも「あの出来事は、夢の中の出来事だった?」と自分でも首を傾げてしまう事もあるでしょう。しかし、そんな状態が日常茶飯事であったとしたら、それは苦痛でしかありません。

現実感がないと言う事

例えば、信じられないような出来事が目の前で起きてしまったら、とっさに信じたくないと感じて、まるで現実感がないような感覚を覚える事があります。そのような感覚が頻繁に起きるとどうなるでしょう?

最初は夢なのか、現実なのか?半信半疑な感覚でしょう。しかし、それが続くと今自分がいる場所、時間、感覚、何もかも全てが本物ではない、現実ではない、そんな気味の悪い状態に陥ってしまいます。

非現実に苦しめられる

現実感がない事で苦痛を感じ始めると、夢を見ることが徐々に怖くなり始めます。夢を見る事で現実と非現実の世界の区別がつかなくなるのかもしれない。そう思うと、眠る事への不安が現れます。

眠ることを拒否し始めると、状況はさらに悪化します。眠らずにいる事は何よりも人間の精神状態を不安定にさせていくのです。眠らない事で更に現実と非現実の境目が曖昧になり、自分自身が感じている感覚さえも信じられなくなっていきます。

親兄弟がわからない?解離性健忘の恐怖

解離性健忘は、普通に生活するための事は忘れません。しかし、大切な記憶を時として忘れる事があります。例えば家族の名前や顔、存在さえも忘れてしまう事があるのです。

生活は普通にできる

例えばお店に入って品物を手にいれるためにはお金を支払う必要がある事や、お金を手にいれるためには仕事をする必要がある。といった常識的な事の記憶はあります。認知症の人が、そのような常識的な記憶を失い、徘徊中にお店に入り、勝手に品物を食べてしまうと言う状況とは違います。

大切な記憶を失う?

生きていくのに困らないけれど、自分の名前や住んでいた場所が思い出せない。大切な親や家族の事が全く思い出せない。もしかしたら自分には子どもがいたかもしれない。

そんな大切な記憶を失っている自分を責めてしまいがちです。大切な事は何一つ思い出せない。そんな自分は人間として最低だ。ひどい時には、もう死んでしまった方が楽になる。とさえ思い詰めてしまうのです。

自分がわからない?解離性遁走という状態

自分が自分ではない感覚の先には、本当に自分が誰なのか分からなくなってしまう時が来るかもしれません。ある日、突然「蒸発」してしまうように消えてしまう事もあり得ます。

そもそも遁走って何?

辞書には「逃げる事」と表現されている場合が多く見られます。解離性障害の症状としての遁走は、ある意味、そこにある現実から逃げ去る事だと言えます。今現在、目の前にある出来事や現実が、そこに向き合うための自分の心の限界を超えてしまったために引き起こされる状態です。

遁走に良くある状況

具体的に解離性遁走の状態に陥ってしまうと、どんな事が起きるのか、リストにまとめます。

    <解離性遁走でよく見られる5つのパターン>

  • 周囲の人が全く予測のつかない見知らぬ土地で見つかる
  • 本当の名前は忘れて違う名前で別人として長く生活している
  • 自分のルーツとなるような記憶をほとんど失っている事が多い
  • 失われている記憶が部分的に突然蘇る事がある
  • ある日突然消えてしまう

自分の中に色んな自分?解離性同一性障害

小説などでも良く解離性同一性障害の患者について取り上げられているため、一番理解しやすいものではないでしょうか?一人の中に複数の人格が存在する状態、多重人格の状態です。

人格は増減する

一人ずつの人格に対して特徴や年齢、名前がついている場合も多く見られます。女性の中に男性の人格、その逆や大人の中に子供の人格が存在することは珍しくありません。そのような複数の人格が一日の中でも、表に出たり引っ込んだりしながら存在します。

そして、その人格は、突然消えたり急に増えたりする事があります。病状が回復していくと自然と減る傾向が多く見られますが、増えたからと言って急に病状が悪化するわけでもありません。しかし、人格が増えていくのは、好ましい状況ではないと言えます。

自分の中の理解者

普通、誰にでも自分の中に多面性を持っています。怒りっぽい面もあれば、笑い上戸で涙もろい部分も併せ持っている。そんな人は、どこにでもいます。しかし、解離性同一性障害の人は、多面性を持つ自分を受け入れ難い傾向があります。

誰からも嫌われたくない、完璧な人間でありたい、そのために自分の中の未熟な自分は排除したくなります。そして排除された自分は別の人格として自分の中に出現します。自分の心を守るためには、本来排除されるべきではなかった部分です。

ですから、別人格として現れた自分は、誰よりも自分の心の奥底をよくわかっている理解者として自分の中に存在し始めるのです。

まとめ

以上が、解離性障害の方の多くが感じる症状である奇妙な5つの感覚です。もちろん、もっと他にも特徴的な感覚も存在しますが、今回挙げた5つは、解離性障害の方から非常によく聞く代表的とも言える感覚です。

解離性障害の方は、なかなか誰かに相談したり、その苦しさを表出する事がありません。自分が自分ではない感じ、とか夢と現実の境目がわからない。など表現が難しいですし、言っても信じてもらえない、頭がおかしいのだと思われてしまう。そんな事を心配して内にこもりがちです。

しかし、内にこもらせてしまう事が悪化させる何よりの原因ですし、回復からは遠ざかっていく一方だと言えます。信用できる存在に少しずつでも自分の辛さ、苦しみを打ち明けられるようになる事が大切です。

うつ病の辛さから解放されたいあなたへ

試してよかった!「うつ病」改善法 全額保証付き

薬ではうつ病を根本から治すことは出来ません。食事、睡眠、運動よって脳にしっかり栄養を与えてあげる必要があります。『試してよかった!「うつ病」改善法』では食事の改善法、快眠をもたらす枕の選び方、脳を健康にする筋力トレーニングの方法を徹底解説されて、たった2週間でうつ病完治まで導いてくれます。また、90日間試しても効果がない方には全額返金保証があり、リスクなしで取り組みことが出来ます。

「うつ病」の悪循環から独力で脱出する「プチ認知療法」

私は認知療法を取り入れることで、うつを克服することが出来ました。また、認知療法でうつを克服した人は多くいます。ですが、認知療法を実践するのは簡単ではありません。そこで、認知療法の専門家が作成したDVDを見るだけで実践が出来るプチ認知療法があります。それを実践すると、認知療法を気軽に実践することが出来、結果として、うつを克服することが出来ます。

寝つきが良くなり睡眠の質を上げる不眠症対策サプリ「北の大地の夢じずく」

毎日しっかり寝たい!」寝れなくて辛いのはあなただけではありません。私はうつ状態になってから不眠で長い間悩んできました。睡眠導入剤を早くやめたかったので様々な方法を試しましたが、「北の大地の夢じずく」というサプリメントを飲みだしてから夜の寝つきが良くなりスムーズに寝れるようになりました。
北の大地の夢じずく」は北海道の大地で眠りのための理想のエキスを使って作られていて、しっかり休息をとることが出来ます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ