適応障害がきっかけで転職!納得のいく転職のためのポイントとは?

仕事上のストレスで適応障害を発症した場合、「別の仕事に変えたい……」と考える方は多いです。ただ、適応障害をきっかけに転職を行う場合には、色々と注意しなければいけないポイントがあります。

せっかく転職をするなら、当然納得のいく転職をしたいものです。それは単に「良い職場を見つける」だけではありません。

そこで今回は、適応障害をきっかけに転職を行う場合に、総合的に心から納得できる転職をするためのポイントを中心に説明していきます。

転職を考える前に~自分の現状ときちんと向き合ってみよう!

自分はなぜ適応障害になったのかを考える

もし、今適応障害に罹っていて、半ば衝動的に転職したいと考えている方はちょっと足を止めてみてください。

確かに適応障害は、周りの環境を変えることで速やかに回復するケースもあります。そういう意味では転職というのは、一番手っ取り早い治療法と言えるのかもしれませんが、その前に是非「そもそもこうなってしまった原因は何だろう」ということをできるだけ明確にしてください。

仕事の量なのか、質なのか、人間関係なのか、はたまたそれら全てか。人によって理由は様々ですが、何が一番自分にとって精神的に負荷がかかるのかをはっきりさせないままでは、転職先でも同様のストレスが原因で適応障害を再発してしまう可能性が高いです。

つまり「職場変えたけど嫌な環境は変わらなかった」ということです。これでは何のために転職をしたのか、分からなくなってしまいます。

今の仕事そのものを見つめ直してみる

仕事上のストレスが原因で適応障害を発症した場合、つい短絡的に「もうこんな仕事は嫌だ!もうここにはいられない!」と考えてしまいがちです。仕事のせいで病気になった、それ自体は事実です。ただ、仕事そのものまで否定されうるかと言えば、話は別です。

要するに、「仕事自体は好きだ」とか「やりがいは感じていた」とか、そもそもの仕事に対する熱意やこだわりまで、適応障害で一律に否定されうるものではないということです。

もし例えば、仕事自体は面白く、やりがいを感じていたのに、人間関係のこじれがトリガーとなって適応障害に罹ったという場合は、「転職する」ことがゴールではないはずです。

何故かといえば、人間関係さえ改善されれば、再び熱意をもって仕事ができるはずだからです。この場合、転職しなくとも、適切な治療によって対人ストレスに対する対処能力を向上させたり、社内異動等の処置をしてもらうことで、問題は解決します。

ですから、転職を考える前に、今の仕事そのものについて、是非しっかりと見つめ直してください。その上で、やっぱりここではダメだと思ったら、その時が転職活動の始まりの時だと考えてください。

転職したい気持ちは揺るがない!でもまだ焦らないで!

備えあれば憂いなしの精神で

自分を深く見つめ直して、それでも転職したい気持ちが揺るがないと確信したとします。でも突き進むのはもうちょっとだけ待ってください。

適応障害の原因となったストレスは、注意深く転職先を選択することで環境が好転し、なくなるかもしれません。しかしそれでも、内的要因へのアプローチをしておいて決して損はありません。内的要因へのアプローチというのは、環境を変えるのではなく、自分のストレス対処能力を向上させるアプローチを指します。

転職して環境を変えることは外的要因へのアプローチです。それは手っ取り早い方法ではありますが、外的要因は常に変化します。転職先を注意深く選択しても、その後に何があるかは分かりません。例えばトップが変わって職場全体の雰囲気が変わったり、急な業績の悪化もしくは好転により仕事の量や質がガラッと変わる可能性もあります。

そのような場合、信頼できるのは自分だけです。仮にそのような状況に陥ってしまっても、内的要因へのアプローチを事前にしておけば、少なくとも以前と同様のストレスに晒された場合に「同じ轍を踏む」ことはなくなります。

適応障害の再発や短期間での転職を繰り返さないためにも、ぜひ内的要因へのアプローチを事前にしっかりと行い、ストレス対処能力の向上を図りましょう。

勝手な減薬をしない

適応障害の治療の一環として薬を処方される場合があります。転職したい気持ちが揺るがない、というところまで心が元気になってくると、医師の処方を無視して勝手に減薬を始める方がいます。

しかし、その元気はあくまでも「これまで適切に薬を飲んできたおかげ」だという視点を忘れてはいけません。精神疾患で処方される薬は、勝手な減薬によっては効き目がなくなるどころか抑うつ気分を増大させることもあります。絶対に、医師の処方を無視した減薬はしないでください。

転職活動を始めたい!活動開始に当たって気をつけたい「休職」の話

休職中の転職活動とモラル

転職するための下地は十分に整い、いよいよ転職活動をスタートさせたいところですが、スタート時点において「休職中である」という方は多いのではないでしょうか。

休職期間中の転職、これには様々な意見や体験談があります。ネットでも「休職中転職」というキーワードで検索すると、「私はこう思う」「僕はこうした」と、掲示板やQ&Aサイトのリンクがたくさん出てきます。

本来、休職期間中の転職活動はNGです。何故ならば、モラル上の問題を孕むからです。休職期間というのは「いつか元の職場に戻る」のを前提としたお休みの期間です。休職期間中にも、一定期間給与の何割かが支給される職場もあります。

そのような中、実は別の職場へ行くための活動をしていた……。法律で罰せられることはありませんが、内規違反となる可能性もありますし、社会人のモラルとして本来はやってはいけません。

ただ、特に内規違反にならないような職場で休職している方の中には、ひっそりと転職活動をして内定後、何食わぬ顔で退職届を出してうまくいった、などという体験談も散見されます。要は「空き期間」を作りたくない、不利になるとの理由で、モラル的な部分を無視して転職したということです。

これについては自己責任としか言いようがありません。何かに違反するようであればほとんどの方はNG判断を下すでしょうが、モラル論だけの話になってしまうと、最後は自分の良心で判断するしかないからです。筆者としてはNGの立場を取ります。

休職期間は「療養期間」

もう一つ、休職期間中の転職活動についての問題点を挙げておきます。

休職期間中は医師の診断書が出ているため、本来は「病気療養中」です。休職は、病気を治すために与えられるものです。したがって、休職期間中は本来、病気を治すことに専念しなければなりません。それに、多少元気になったからと言って転職活動をガンガンしてしまうと、その活動にも相当のエネルギーを要しますから、せっかく完治しかけていたものをぶり返してしまう可能性もあります。

したがって、モラル面だけではなく、自身の健康上の観点から言っても、休職期間中の転職活動はよくありません。

じゃあ完治するまで何もしちゃだめ?

では、完治するまでは何もしてはいけないか?ということですが、これについては必ずしもそうではありません。

例えば、転職するための情報を集めたり、資格取得が必要ならばその勉強をしたりといったことは行ってもよいでしょう。これらの行動は気分転換の側面も持っていますから、療養中の過ごし方としても問題ありません。

また、転職活動は体力を必要です。そのために運動を始める、こういった活動も有意義と言えます。精神疾患は体を動かすことで状況が好転することも多いですから、これまた療養中の過ごし方として何一つ問題はありません。

失敗しない転職をするために~転職先を考える3つの指標とは?

ここでは、実際に転職活動をするに当たって持っておきたい3つの指標について列挙していきます。

    <転職における3つの指標>

  • ①職場の雰囲気、待遇だけでなく、今一度「やりたい仕事」を考えて活動する
  • ②職場がメンタルヘルスに対して積極的かどうかを見極める
  • ③次の転職先が「絶対」だとは思わない

どれも非常に大切な指標です。ここでピックアップしておきたいのは③です。

適応障害がきっかけで転職すると、「次こそは失敗しないぞ」という気持ちが強くなります。もちろん、そのような気持ちを持つことで、より自分に合った職場や仕事が見つかる可能性は高くなりますので、その姿勢自体を持ってはいけないわけではありません。

ただし、そうして選んだ次の転職先を「絶対」と思ってはいけません。これは2章でも述べましたが、外部の環境は常に変化します。そのような中で、「もう転職は懲り懲りだ」という気持ちだけで仕事を続けるのは危険です。

転職を繰り返すことはもちろん避けたいと思うものです。繰り返すごとに社会的な評価も悪くなりがちです。しかし、絶えず変化する外部環境の中にあって、転職先が完璧なバラ色ということはまずありません。

無論、安易な転職は繰り返すべきではありませんが、転職先を絶対視しすぎると、本当に環境が悪化した時などにまた無理をしてしまうこともあります。適応障害にかかわらずですが、それで再び病気に罹ってしまっては本末転倒です。

自分が考え抜いて選択した転職先ですから、大事にしつつも冷静な視点を忘れないでください。

なお、実際の転職活動のノウハウについては本旨から外れますのでここでは割愛します。

無事転職!転職後に是非やってもらいたい2つのこと!

適応障害の再発を予防する

希望の転職先に無事転職できたら、まずは再発予防をしっかりと行いましょう。仕事の量や質、人間関係やモチベーションなど、適応障害は様々な原因で起こりますが、一度経験すると次はその「気配」を感じられるようになります。「この状況は……発症前の感じに近いぞ」と言った具合にです。

その「気配」を感じたら、ずぶずぶとはまり込んでしまう前に、さっと予防策を講じましょう。例えば「このまま行けば残業が酷く多くなっていくだろう」と感じたら、その時点ですぐに上司に相談したりして、人員の追加や負荷分散の提案をするなどです。

4章の3つの指標に基づいて選んだ職場なら、きっと建設的な解決が得られるはずです。ここでは「上司」の存在を示しましたが、上司がいない自営業等を次の仕事に選んだ場合も変わりません。この場合はさらにセルフコントロールが重要となってきます。

自分から働きやすい雰囲気を作る

まずはじめはセルフケア、セルフコントロールをする、というのは当然ですが、是非やっていただきたいのは標題のことについてです。

適応障害を「ただの負の経験」にするのはもったいないことです。この経験を元に、自分から主体的に、みんなが心身ともに健康で働きやすい雰囲気の職場を作る手助けをしてみましょう。これは自分が誰かを束ねる立場でなくてもです。例えば細かい声がけやちょっとした悩み相談一つでも、職場の雰囲気はぐっと良くなります。

ぜひ、適応障害の経験を元に、「こうしたら適応障害なんか起こらないのにな」そのアイデアを現実化していってください。

まとめ

さて、ここまで「納得のいく転職」をテーマに、考えておきたいこと、やっていただきたいことについて説明してきました。これを読んだ一人でも多くの方が、納得のいくよい転職ができることを祈るばかりですが、筆者の思いとしては、くどいようですが是非5章の内容まで踏み込んでいただきたいということです。

転職はゴールではありません。転職した後に、どれだけ充実した仕事ができるか、充実した人生を送れるかが大切です。

内定が出た時点で満足せず、勤務開始後の病気の再発防止、そして可能ならば自らがメンタルヘルスケアをはじめとしたよりよい職場のムードメーカーになって、労働環境の健全化に努めてくだされば、筆者として幸いです。

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