パニック障害の原因って何?複雑に重なり合う3つの要因が!

パニック障害を抱えている方は、「自分の性格がおかしいのではないか」「自分は弱い人間なのかもしれない」と自分を責めてしまう事があります。けれど、本当にそうでしょうか。

違います。そう考えられていた時期も有りますが、研究が進む事で3つの要因が複雑に関わりあってパニック発作を起こす事が分かってきました。自分がおかしいわけでも弱いからでもない事を、ここで確認していきましょう。

病気になるのは性格のせい?3つの要因が重なって

パニック障害を発症してしまうのは、以下の3つが要因と考えられています。

    <3つの要因が重なって発症>

  • 基礎的な要因:性格・気質
  • 後天的な要因:精神的ストレス(トラウマ・PTSD)/社会的ストレス(仕事・家庭)/体調/生活習慣/食習慣/嗜好品
  • 直接的な要因:脳機能異常(先天的・後天的)

これらの要因が複雑に絡み合って「パニック発作」「パニック障害」になると考えられています。

研究が進んで分かった

パニック障害を起こしやすい性格・気質として、「活発で頑張り屋の人」「内気で緊張しやすい人」が挙げられます。

しかし脳の研究が進んできた事で、現在では「性格・気質」に「心身の疲れや様々なストレス」が加わり、そこに「脳内の神経伝達物質のバランス異常」が重なった結果生じるという考え方が有力になっています。

パニック障害になる人は?いくつかの傾向が

性格・気質には、どんな傾向があるのでしょうか。

こんな性格・気質の人が

「活発で頑張り屋の人」「内気で緊張しやすい人」

こだわりの強い神経質な人、優しくて他人思いの性格の人は、1つの事に固着してしまったり他人を自分よりも優先させてしまうと、ストレスをより多く受けてしまうからです。

    <パニック障害になりやすい人の特徴>

  • 人の目を気にしすぎる
  • 何事にも几帳面で完璧主義
  • きまじめで責任感が強く、徹底的にやらないと気がすまない
  • 潔癖主義
  • 変化を好まない
  • 感じやすく、傷つきやすい、ナイーブな性格
  • 引っ込み思案
  • 自分に自信がない
  • 依存心が強い
  • 自己中心的でわがまま
  • 柔軟性が乏しく融通が利かない
  • 人当たりがよく、いつも明るく振舞うが、感情の起伏が激しい

具体的にどんなストレス?「悪いストレス」で

ストレスといっても様々なものがあります。具体的に見ていきましょう。

悪いストレスで発症

一言で「ストレス」と言っても、大きく分けて「良いストレス」と「悪いストレス」の2つがあります。

  • 良いストレス」は、自分に「やる気」や「勇気」「元気」をもたらしてくれます。
  • 悪いストレス」は、自分の「身体や心の不調」「憂鬱な気分」「意欲低下」などに?がってしまいます。

この「悪いストレス」によって精神的に追い詰められた状況で「パニック発作」「パニック障害」が引き起こされるのです。

精神的ストレスの例

家族や大切な人との離別・死別/親子関係/性的・身体的虐待/人間関係/災害/子供の頃に親(母親)との離別体験/過去の辛い経験がトラウマ(PTSD)になっている

このような場合も大きなストレスになります。過去に経験した辛い出来事が突然思い出され(フラッシュバック)それがきっかけで「発作」が起きる事もあります。

社会的ストレスの例

仕事内容や仕事量/会社を転職/退職/引越し/転勤/試験や進学など学業について不安を抱えている/生活環境の変化/仕事上の失敗/金銭問題/子育てや家族関係で問題を抱えているなどの状況で発作を起こしやすくなります。

頑張りすぎない事

パニック障害は、心身が過度のストレスに耐えられなくなっている状態です。過度のストレスに晒されているにも関わらず、それをぐっと我慢したり、耐えてしまう傾向の人がパニック障害になってしまうのです。パニック障害になった事を気にやむより、「自分は頑張りすぎていたらしい」と考えましょう。そして発作が起きないよう工夫し、生活を改善していきましょう。

    <パニック障害の原因を探してみる>

  • 家族や親せきにパニック障害にかかった者がいる
  • 仕事や生活の中で、こだわっている事がある
  • スマートフォンやパソコンをよく利用している
  • 夜更かしをしてしまう事が多い
  • 子供の頃に虐待や両親の離婚等の辛い経験があった
  • 「良い人」だと他人からよく言われる
  • 頼みごとを断れない事が多い
  • 酒、または煙草を吸っている(頻繁に飲んでいる)
  • 甘いものが好き
  • コーヒーを1日に何杯も飲んでいる

精神的なストレスだけ?体調や習慣も関係

体調や生活習慣も、発作に関係しているのでしょうか。

発作の原因を探す

パニック発作を起こしやすい状況をリストアップしました。自分が発作を起こした時の状況を思い出してみてください。当てはまるものがあれば、逆にそれを排除する事で「発作」の危険が減るという事になります。

    <発作の原因になるものリスト>

  • コーヒーやお茶などカフェイン飲料の過剰摂取
  • 喫煙
  • アルコール飲料の摂取
  • 咳止め薬や気管支拡張薬の使用
  • 低血糖状態
  • 疲労、過労状態
  • 過度のストレス(長期的・短期強烈)
  • 睡眠不足・過労・不規則な生活
  • 風邪などの体調不良
  • 花粉症などのアレルギー反応
  • 二日酔い
  • 過呼吸と炭酸ガス
  • 蛍光灯などのちらつく光・カメラのフラッシュ
  • 急激な熱気・寒気、湿気(温度や環境の急変化)
  • 季節・天気の変わり目
  • 強いにおい

こんな事も原因になる

産後や更年期で身体や心のバランスが整っていない時期にもパニック発作が起こりやすくなります。

最近はテレビを見たりインターネットを利用しない日は無いといってもいいでしょう。しかし、これらも脳に緊張状態を強いるものです。過度に熱中せず、ほどほどを心掛けましょう。

発作を起こすのは脳のどこ?主に大脳辺縁系

まず、脳の仕組みについて簡単に知っておきましょう。

脳を構成するのは

脳は「大脳」「小脳」「脳幹」で出来ています。そして大脳は「大脳皮質(前頭葉・頭頂葉・側頭葉・後頭葉)」「大脳辺縁系」「大脳基底核」に分けられます。

大脳辺縁系の役割

「大脳辺縁系」は、大脳の中心部分にある「大脳基底核」を取り巻くような形で存在していて、記憶や自律神経活動に関わる複数の構造物の総称です。進化論的には脳の最も古い部分で生命維持と本能行動や情動行動に関わっています。

内分泌系や自律神経系に影響を与え、記憶にも深く関わっています。嗅覚機能と強い関係があり香りの刺激と記憶を結び付けてくれる器官でもあります。

    <大脳辺縁系を構成する主な部位>

  • 帯状回:心拍数や血圧などの自律神経機能認知や注意のプロセス
  • 海馬傍回:空間記憶
  • 海馬:短期記憶の形成
  • 扁桃体:攻撃性や恐怖に関与
  • 視床下部:ホルモンの産生と放出により自律神経機能を調節
  • 乳頭体(視床前核):記憶の形成

発作に関わる神経伝達物質は?主に3種類

神経伝達物質にはたくさんの種類があります。その中でも特にパニック障害と関わりのある物質があります。

セロトニン

扁桃体や大脳皮質(前頭前野)、海馬や大脳辺縁系などに分布しています。衝動や緊張・過敏などの精神状態を安定させる働きがあり、運動機能にも関わっています。

何らかの原因でセロトニンが不足したり、またそれを受け入れるレセプターが鈍くなっていると、ノルアドレナリンが引き起こす「不安感」をコントロールできなくなります。

ノルアドレナリン

脳の「脳幹」と呼ばれるエリアに「青斑核(せきはんかく)」と呼ばれる部分があり、ここでノルアドレナリンを生合成して大脳・視床・海馬・小脳・脊髄など主要な脳領域に投射しています。

交感神経を刺激して心身を覚醒させる働きがあり、注意力・判断力や生存本能にも関わっています。

パニック障害の場合、このノルアドレナリンの過剰分泌が発生しているか、あるいはそれに対応するレセプターの過敏が起きているのではないかと考えられています。

ギャバ(γ-アミノ酪酸)

神経の興奮を抑制し、不安や緊張を緩める役割を持っています。

不安を抑える働きのある神経伝達物質「ギャバ」のレセプターや、これと連結しているベンゾジアゼピン・レセプターの感受性に問題がある場合もあります。

発作の原因はいろいろ?チェックリストで確認を!

パニック障害なる要因として、「性格・気質」「精神的ストレス・社会的ストレス・身体的ストレス」「脳機能障害(神経伝達物質異常)」が考えられます。脳の部位では、特に「大脳辺縁系」という場所が関係していると考えられています。

神経伝達物質としては「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ギャバ(γ-アミノ酪酸)」のアンバランスが大きく影響していると思われます。自分の発作の状況についてチェックリストで確認してみてください。

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