うつ病の産業医面談はとってもシビア!復職に必要な3つの課題とは?

労働安全衛生法などで、常時50人以上の労働者を使用する事業所においては、「産業医を選任」する旨を定められています。

健康な方にとって無縁に近い存在ですが、うつ病など精神疾患になってしまうと、大変お世話になることになります。うつ病の場合、メンタル不調の健康相談から復職可能の判断などで産業医と面談する機会が多くあります。産業医の役割や責務、どのような面談が行われているかについて説明します。

産業医の選任義務とは?健康確保が産業医の責務!

産業医の選任義務やその職務については、労働安全衛生法などに定められており、産業医の大きな目的は、「労働者の健康の維持管理」にあります。

産業医の選任義務とは?

労働安全衛生法などに基づき、一定規模以上の企業では、産業医を選任しなければならないと定められています。

    <産業医の選任義務>

  • 常時50人以上の労働者を使用する事業所:産業医を選任
  • 常時1000人以上(有害業務がある場合500人以上)の労働者を使用する事業所:専属産業医を選任

健康確保が産業医の責務!

産業医は、労働安全衛生法に定められた「労働者の健康を確保するため、医療の専門家として企業に対し、「助言」、「指導」、「意見」を行う責務があります。

職務内容は、企業の規模や契約内容によって異なりますが、概ね次の通りです。

    <産業医の職務内容>

  • 健康診断および面談や指導の実施
  • 健康診断の結果に基づく措置
  • 保健および衛生教育
  • メンタルヘルスを含めた健康相談
  • 職場巡視
  • 安全衛生委員会の保健管理体制の総括管理

中小企業など専属の産業医ではない場合、その企業の業務特性や契約内容に応じて、優先順位をつけて職務が実施されます。

メンタルヘスルでの役割とは?精神科系産業医が少ない!

産業医をはじめ医療専門家は、医療におけるアセスメント、本人から得られる主訴や言動などの「主観的情報」と、バイタルサインや検査データなどの「客観的情報」を相互に裏付け、問題点を論理的に分析および評価を行っています。

メンタルヘスルでの役割とは?

産業医は、メンタルヘルスに関する病態のアセスメントおよび業務遂行能力に関するアセスメントを、適切に実施する責務を担っています。

    <メンタルヘルスでの役割>

  • 医療専門家としての病態アセスメント
  • 就業上の配慮に関する意見
  • 企業内の関連部門との調整および連携
  • 医療機関(主治医)との情報交換
  • 職場環境の改善提案
  • メンタルヘルス対策の企画および教育
  • メンタルヘルスに関する個人情報の保護

精神科系産業医が少ない!

近年は、メンタルヘルスに関する対応が多くなっています。そのため、総合的なメンタルヘルス対策の企画および立案を行うには、医療の専門知識と社内制度および職場状況を理解した、精神科系の産業医の配置が必要です。

しかし、現状は精神科系の産業医の絶対数が少なく、専門外の労働者を診ない産業医や、専門外の医師の判断に不満を持つ労働者が存在するなどの問題があります。

主治医と情報連携するには?人事部門の協力が必須!

精神科系の産業医は、医療の専門家であり、企業の特徴や制度を理解して主治医と連携し、企業に対してメンタルヘルス対策の提言を行える唯一の存在です。

主治医と情報連携するには?

職場の上司や人事勤労スタッフでは、主治医との充分な情報交換は望めません。医療知識が乏しく誤解を生じやすく、医師の守秘義務の都合上、詳細な情報や適切な意見を得にくいためです。

そのため、同じ医師である産業医がその任を担い、詳細な情報交換によって、治療や就業配慮に役立てることになります。

    <主治医との情報交換>

  • 治療過程および投薬状況などの治療内容
  • 回復の程度および今後の見通し
  • 就業上の注意事項

人事部門の協力が必須!

主治医との情報交換を元に、企業の制度や規定に合わせた健康配慮提案を実現するためには、人事勤労部門との連携が必須です。時短勤務や残業規制、必要によっては、異動や配置転換に及ぶため、人事勤労部門との連携および協力が重要となっています。

産業医の意見が尊重される!意見の相違が生じる訳とは?

企業は、労働者からメンタル疾患の申し出があった場合、「医師」の意見に基づき「時短勤務」や「就労環境の改善」など、「増悪防止措置」を施す義務を負っています。(労働安全衛生法第66条の4)

ここでの「医師」とは、「主治医」若しくは「産業医」を指しています。

産業医の意見が尊重される!

主治医と産業医の意見が異なる場合は、産業医の意見が尊重されます。(労働安全衛生法第13条の3,4)

意見の相違が生じる訳とは?

主治医と産業医とでは、その責務と役割が違うため、回復程度に関する判断基準も異なっています。主治医は、「日常生活に復帰できるレベルの回復」を目指しているのに対し、産業医は、「企業が求める職務遂行可能なレベルの回復」に達しているかを判断します。

また、主治医は、本人の自己申告を元に診断するため、本人が症状を正確に把握できていない場合や、復職を焦るあまり実態とかけ離れた申告をすることがあるため、診断結果に本人の希望の影響を受けやすい問題があります。

復職面談でのポイントとは?回復程度が計られる!

産業医との面談は、「長時間労働者への面談」、「休職者の復職判断の面談」、「復職後のフォローアップ面談」に大別できます。

長時間労働者と復職者との面談は、予防措置の意味合いが強く、仕事や生活の状況、体調などのヒアリングが主体になっています。それに対し復職判断の面談は、業務遂行可能の回復程度を計り、再発を防止する目的があるため、かなり突っ込んだ面談になります。

復職面談でのポイントとは?

産業医の立場と役割から、回復が不十分な状態で復職したことによって再発させてしまうことを極力防がねばなりません。そのため、慎重かつ厳しく回復状況を確認することになります。

    <復職面談での3つのポイント>

  • 体調が充分に回復しているか?
  • メンタル不調の原因をしっかり分析し把握できているか?
  • 再発防止について有効な自己対策ができているか?

職場復帰への意欲も判断材料になりますが、本人の自己評価で回復程度や復帰意欲を伝えても、原因分析と自己対策が不十分であれば、復職が許可されないことになります。

同意なく報告しても良いか?事前に産業医と確認を!

産業医も一般の医師と同様に、個人情報の保護に努める守秘義務を負っています。それと同時に、企業側に問題があった場合、それを指摘し報告する義務も担っています。そのため、必要に応じて情報を開示し、企業に問題を自覚させ是正を促す場合もあります。

同意なく報告しても良いか?

厚生労働省の見解では、次のような場合、本人の同意を得ずとも情報を開示して良いとされています。但し、報告する内容は、増悪防止措置をとるために必要最小限の範囲にとどめる必要があります。

    <本人の同意が不要なケース>

  • 同意を得ることが困難で、開示することが労働者にとって明らかに有益である場合
  • 開示しないと公共の利益を著しく損なう(自傷行為の危険性や伝染病など)ことが明らかな場合

事前に産業医と合意を!

面談を受ける労働者は、産業医の責務を理解し、予め「誰に何を報告するのか?」を確認し、「報告して欲しくない内容と相手」を伝え、産業医と間で合意しておくことが大切です。

まとめ

労働者の目線では、産業医はその責務の性格上、企業側の見方に映りやすいです。でもそれは、業務遂行可能な状態での復職を目指すためのものであり、必要な厳格さと言えます。回復が不十分な状態で復職しても、仕事の成果が上がらない上に最悪再発してしまい、結局は労働者本人にとっても不利益でしかありません

うつ病は、再発しやすく、再発を繰り返す程に再発リスクが高まる病気です。焦らずに充分な回復と自己対策を持って、産業医との復職面談に臨みましょう。

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