パーソナリティ障害の種類とは?覚えておきたい5つの注意点!

この心的疾患は、以前までは『人格障害』という言葉で一括りにされていましたが、近年、医学的な分類法により『パーソナリティ障害』という言葉が確立され、一般的にも使われるようになりました。このパーソナリティ障害という分類の中には、様々な症状があります。ここでは、パーソナリティ障害の種類について紹介していきます。

こんなにある?パーソナリティ障害の症状!

パーソナリティ障害は、その症状により10タイプに分類されます。現在、国内の病院では、米国精神医学会が作成した『精神障害の診断と統計マニュアル第5版DSM-5』を基に、この10タイプを3つのグループに分類し、これを診断基準として診療を行っています。ここでは、この3つのグループについて詳しく紹介していきます。

具体的な分類とは

パーソナリティ障害は、妄想性パーソナリティ障害、シゾイドパーソナリティ障害、統合失調型パーソナリティ障害、反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害、回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害の10タイプがあります。

これらは特徴別に分類され、A群(妄想性パーソナリティ障害、シゾイドパーソナリティ障害、統合失調型パーソナリティ障害)、B群(反社会性パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害)、C群(回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害)に分けられます。

それぞれに違いがある!分類ごとの特徴は?

パーソナリティ障害の分類は、それぞれの特徴によって分けられています。A群(オッド・タイプ)は、非現実的な考え方に偏っているため、統合失調症や妄想性障害といった疾患に繋がっていきます。

B群(ドラマチック・タイプ)は、感情的、かつ衝動的な思考が強く働くため、周囲を巻き込んだり突発的な行動により自身に危害を加える可能性もあるタイプです。

また、C群(アンクシャス・タイプ)は、不安感や恐怖心から自己の欲求を抑えてしまい、ネガティブ思考が強く働いてしまいます。その結果、他者への依存度が増大し、他者からの裏切りや罵倒によって自己が崩壊してしまうのです。

A群の主な特徴とは

A群の主な特徴としては、妄想型(他人の事は信用せず、自分勝手な妄想をして、その世界に浸ってしまう)、統合失調型パーソナリティ障害(自分には他人とは違う特別な能力があるとの思い込みにより、自分で何でも出来るといった認識を持つ)ジゾイド型(非常に内向的で他人に対する興味が薄い。また、孤独な時間を好み、他人との関わり合いを非常に嫌う)

これがA群に分類される症状の特徴です。周囲からは、風変わりな人、奇妙な発言や行動をとる人といった見方をされやすい症状です。

B群の主な特徴とは

B群の主な特徴としては、自己愛型(自己評価が過大で、他人よりも自分が優れているという優越感を持つ)、演技型(自然な振る舞いが出来ず、オーバーアクションにより、常に他人の注目を集めたいと考える)、反社会型(他人の感情や利益を軽視し、常に自分の都合でしか物事を見る事が出来ない)、境界型(情緒が不安定で自己の確立が出来ず、常にネガティブ思考に陥っている)

これがB群に分類される症状の特徴です。これらに分類される症状に共通する事は、『ナルシスト傾向が見られる』という事です。自己顕示欲が強く、他人と同一に思われる事に対し、強く否定的な考え方をする。また、自分に注目して欲しいがゆえに、オーバーな振る舞いをしてしまう。それが普通であるとの意識が働いているのです。

C群の主な特徴とは

C群の主な特徴としては、回避性(拒絶されるのを恐れ、人と接する事が困難になる)、依存性(自分では物事の判断が出来ず、他人の考えや行動に依存する)、強迫性(完全主義者、または潔癖な性格により、自身の行動や思考を拘束してしまう)これらが、主な特徴です。

極度のストレス状態から不安感や恐怖心が強く働いているため、自己主張が出来ない。また、自己に対しては、常に否定的で内向的な行動をとる事が特徴です。B群とは真逆の性質を持つ症状です。

実は明確な区切りがない?心的疾患の難しさ!

ただ、実際のところ、この分類には明確な境界がなく、カウンセリングなどでも杓子定規には決められないケースが多いのです。患者さんによっても症状が様々であり、会話をしてみると、その仕草や考え方、行動などから、症状が複数のグループに跨っている場合もあります。

例えば、『内向的な症状が見られるが、人との接触を極度に嫌う。社会的な秩序に対し順応出来ない症状の場合、C群の回避性としての要素が強いものの、A群の統合失調も含まれる』といった様に、複数のグループに跨っている症状を持つ患者さんも居るのです。

放っておくと危険?他の疾患を併発する事も!

パーソナリティ障害。特に、境界性パーソナリティ障害の場合、放っておくと他の疾患を併発する恐れがあります。心的疾患は、その症状の特性から、明らかに誰が見ても分かるような症状ではありません。人によっては「そういう性格」と割り切られ、心配するどころか、距離を置かれてしまう事にもなりかねないのです。では、併発する可能性のある疾患とは、何なのでしょうか。

主な合併症の種類は

境界性パーソナリティ障害と併発する恐れがある疾患としては、『うつ病」、『ADHD(注意欠陥多動性障害)』、『アルコール依存症』、『摂食障害(過食症・拒食症)』『PTSD(心的外傷性ストレス障害)』、『統合失調症』が挙げられます。

これらは、境界性パーソナリティ障害の主たる症状である不安感や恐怖心から派生する症状であり、情緒を落ち着かせようと、アルコールや食事といったものに安心感を求めたりするものなのです。

複雑に絡み合う症状!正確に把握する方法は?

この様に、心的疾患は、複数の症状が複雑に絡み合い、併発という形で現れたりするのです。これが、『心の病』の難しい所でもあり、奥が深い所でもあります。では、この複雑な症状を判断するには、どういった方法があるのでしょうか。ここでは、そのポイントについて紹介していきます。

サインを見逃さない

心的疾患の場合、患者さん自身がサインを発する事があります。普段の行動や言動、何気ない仕草など、微かな異変に気づいてあげることが、患者さんにとって救いになる事もあるのです。何より、悪化を防ぎ、深刻な状態になる前に手を差し伸べてあげる事が出来れば、それこそが一番の救いになるのです。心のサインを見逃さないように、注意して見てあげられる心の余裕を持ちましょう。

症状特性を知ること

パーソナリティ障害とは、他の心的疾患と違い、その疾患単体での症状が受診動機になる事は、ほとんどありません。受診動機は、抑うつや不眠、不安感などが募り、それが受診動機となる場合が多いのです。そのサインに気づくためにも、症状の特性を知っておきましょう。

病院へ行く事が先決

心のサインを発見したら、可能な限り早めに専門の病院へ診察に行きましょう。放っておけば病は進行するばかりです。内科や歯科と違い、心療内科、精神科というと、なかなか腰が重い方も居るでしょう。ですが、病の進行は待ってはくれません。悩んでいても始まりません。病が悪化して、自殺念慮やアルコール依存症、摂食障害などへ発展する前に、きちんと専門医の診察を受ける事が先決です。

まとめ

ここまで、パーソナリティ障害の種類について紹介してきました。では、5つの注意点についてまとめます。

    <覚えておきたい大切な5つの注意点>

  • パーソナリティ障害の種類はたくさんある
  • 症状ごとに分類されている
  • 症状には明確に分類出来ない場合もある
  • 併発する疾患には要注意
  • 症状の特性を知る事が大事

心的疾患は、患者さんにとっては非常に辛いものです。『心の病』という目に見えない病と闘うためには、周囲の協力や愛情が必要です。また、特にパーソナリティ障害の場合、社会に馴染めない。社会と壁を作って閉鎖的な自己の世界に閉じこもる。といった状況から、最悪の事態を招く恐れもあるのです。

パーソナリティ障害には、たくさんの種類があります。そして、それは見た目には非常に分かりにくく、人柄なのか、病なのかの区別をつけるのが難しいのです。ほんの少しでも「おかしいな」と思ったら、病院に行きましょう。それが、最も大切な事なのです。

うつ病の辛さから解放されたいあなたへ

試してよかった!「うつ病」改善法 全額保証付き

薬ではうつ病を根本から治すことは出来ません。食事、睡眠、運動よって脳にしっかり栄養を与えてあげる必要があります。『試してよかった!「うつ病」改善法』では食事の改善法、快眠をもたらす枕の選び方、脳を健康にする筋力トレーニングの方法を徹底解説されて、たった2週間でうつ病完治まで導いてくれます。また、90日間試しても効果がない方には全額返金保証があり、リスクなしで取り組みことが出来ます。

「うつ病」の悪循環から独力で脱出する「プチ認知療法」

私は認知療法を取り入れることで、うつを克服することが出来ました。また、認知療法でうつを克服した人は多くいます。ですが、認知療法を実践するのは簡単ではありません。そこで、認知療法の専門家が作成したDVDを見るだけで実践が出来るプチ認知療法があります。それを実践すると、認知療法を気軽に実践することが出来、結果として、うつを克服することが出来ます。

寝つきが良くなり睡眠の質を上げる不眠症対策サプリ「北の大地の夢じずく」

毎日しっかり寝たい!」寝れなくて辛いのはあなただけではありません。私はうつ状態になってから不眠で長い間悩んできました。睡眠導入剤を早くやめたかったので様々な方法を試しましたが、「北の大地の夢じずく」というサプリメントを飲みだしてから夜の寝つきが良くなりスムーズに寝れるようになりました。
北の大地の夢じずく」は北海道の大地で眠りのための理想のエキスを使って作られていて、しっかり休息をとることが出来ます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ