薬だけに頼らない!認知と行動を組合せた認知行動療法とは?

うつ病や恐怖症などメンタルヘルスケアが必要なとき、薬物療法ばかりに頼っていませんか?副作用などのある薬物療法だけでなく、精神疾患に効果の高い治療法を試してみましょう。

今回は認知療法と行動療法の2つを組み合わせた「認知行動療法」を詳しく紹介します。認知療法と行動療法それぞれのメリット・デメリットを知り、なぜ認知行動療法が注目をあびている治療法なのかを解明していきます。

認知療法とは違う?行動療法も組み合わせた治療法!

認知行動療法とは、物事の捉え方を修正して気分や行動を変化させることが目的の治療方法で、脳の前頭前野に働くと考えられており科学的にも効果が実証されています。うつ病や不安障害の人が適切な治療を行えば半数以上の人が完治する治療法です。

認知療法との違い

認知療法は悩んでいる人の話を聞くことで心身の悩みを消すことを優先とする治療法で、心のケアができても実際に行動に起こせないという欠点があります。それに比べ認知行動療法では、心のケアと行動を変化させる両方に効果がある点で違いがあります。

認知療法より効果が高い

近年では認知療法を単独で行うよりも、行動療法を組み合わせた認知行動療法のほうがより効果が高いと言われています。したがって多くの場合、精神病の治療には認知行動療法が使われています。

認知行動療法のメリットは?最大の利点は2つある!

認知行動療法というのは、どのような良い面がある治療法なのかをみていきましょう。

薬物療法と同等の効果が期待できる

認知行動療法は、抗うつ剤などを使った薬物療法と同じ治療効果があるという様々な症例が報告されています。副作用などのある薬物療法だけに頼るのではなく、信頼のおける治療者の元で認知行動療法を受けられる機関を探してみましょう。

再発を予防する効果に優れている

修正された「認知」の偏りは、認知行動療法を終了したあとも引き続き修正された状態を保つことが出来ます。「認知」の修正、つまり考え方を変える事で適切な認知行動療法を行えば治療後もその効果は継続します

薬は一時的に気分を安定されている対症療法にすぎないので、服薬を止めると再発率が高くなる傾向にありま。しかし認知行動療法は学んだ考え方を生かし続けることで再発予防効果があり大きなメリットとなります

万能ではない!認知療法のデメリットとは?

薬のような副作用はありませんがデメリットがないわけではないので、悪い面も紹介していきます。

即効性がない

認知行動療法は効果が現れるまでに、薬より時間がかかってしまう事が多い治療です。「考え方」を変えて「行動」を変化させることや、自分の性格や長い年月をかけて培ってきた行動パターンを変える事に重点をおくので、即効性には欠けた治療法だといえます。

治療代が高額

最近では医師が行う認知行動療法には保険が効くうようになりましたが、実際のカウンセリングは臨床心理士(心理カウンセラー)が行うことが多く、この場合の認知行動療法は保険が適用されず自費(1回3000円~8000円)になってしまいます。カウンセリングには30~60分かかるため治療効果をだしてしっかりと完治させるためにはお金がかかってしまいます。

自分の意思が必要

薬物療法は端的に言えば、飲めば効果が現れてくるものです。しかし認知行動療法は自分の労力をもって治療
効果も高まっていきます。努力次第で効果の現れ方も変わるため、しっかりと自分の認知の偏りを見つけて日常生活で実践していく強い自分自身の意思が必要です。

認知行動療法の手順は?

患者とカウンセラーが二人で状態や症状を把握し、分析、問題の解決方法を見つけていくのが認知行動療法の主なステップです。具体的に6つのステップを解説していきます。

    <認知行動療法6ステップ>

  • つらい悩みを話す
  • 話すテーマを決める
  • 「認知」「感情」「行動」それぞれの問題を探す
  • 「認知」「行動」を変え悪循環を止める
  • ホームワーク
  • 自分で再発防止に努める

このステップのなかでカウンセラーの言葉を参考にして患者は自分の状態を構造的に理解していき、話や作業がスムースに改善していくようカウンセラーはサポートします。意思を共有することが二人で行う認知行動療法の特徴です。

認知行動療法はひとりでできるのか?具体的な治療法の特徴!

認知行動療法では精神的に不安定になるような「自動思考」の偏りがないかを見直し、偏りがある場合は修正を行います。この修正した認知の偏りを実際の生活で活かせるような実践を続けていく事が具体的なテクニックです。この治療はひとりでもできるのでしょうか?

専門家とおこなうのが理想的

自動思考の偏りの見直しは自分ひとりでは気が付きにくいため、治療を客観的に行うことは難しいと言えます。経験が豊富な専門の治療者と一緒に行っていくことが理想的な治療ステップです。ひとりで無理をせずにまずは相談してみましょう。

時間をかけて根本を治す

認知行動療法はある程度結果が出るまでに時間が必要です。学習や実践を続けていく必要があるので、労力が必要な治療法でもあります。ですが物事の捉え方という根本的な事を治していくので心のケアをするのに有益な治療法です。専門な治療者のもと時間をかけてしっかりと根本からケアしていきましょう。

ひとりでも不可能ではない

ひとりでの認知行動療法は難しいですが、もちろん不可能ではありません。専門書で独学する方法やオンラインでサポートうけながらひとりで行う事ができます。

本で独学の場合、まずは読んで理解できる範囲でやってみましょう。自分で行うと「客観的」な目が不足してしまい「認知の偏り」や「スキーマ」に気がつけないこともあります。自分で限界もあるという事を理解してはじめてみてください

オンラインでサポートしてもらう場合、料金も手頃な価格でスタートすることができ、自分のペースで気軽に自宅で行えることから人気がでています。iCBTというサイトで行えるので参考に閲覧してみてくだい。

まとめ

自分の悩みは自分自身がよく理解しています。たとえ小さな心の悩みでも、状態や症状を長く悩んでいる精神疾患を治療したいと思った時でも、まず専門の知識を持った治療者の元で自分に合った治療法が何なのか?心のケアにはなにがふさわしいのか?をしっかりと検討する必要があります。

認知行動療法は数ある治療法の中でも効果の高い治療法です。根本的な「思考の偏り」「スキーマ」を見つけて改善し、そのあとの自分の行動も変化されることのできる効果が持続されやすおススメの治療法なので是非試してみてください。

うつ病の辛さから解放されたいあなたへ

「うつ病」の悪循環から独力で脱出する「プチ認知療法」

私は認知療法を取り入れることで、うつを克服することが出来ました。また、認知療法でうつを克服した人は多くいます。ですが、認知療法を実践するのは簡単ではありません。そこで、認知療法の専門家が作成したDVDを見るだけで実践が出来るプチ認知療法があります。それを実践すると、認知療法を気軽に実践することが出来、結果として、うつを克服することが出来ます。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ