パニック障害と閉所恐怖症は同じ不安障害か?相違点は何?

パニック障害と閉所恐怖症は、どちらも不安障害というカテゴリに属する疾患です。ただパニック障害が「パニック発作が起きたら、失神したり、吐いたりして恥ずかしい思いをする」ということに恐怖を感じる障害であり、いつでもどこでも起こるものであるのに対して、閉所恐怖症は限局性恐怖症とも呼ばれ、特定の対象や状況に対して恐怖を感じる障害なのです。

高所恐怖症や対人恐怖症!さまざまな恐怖症の種類

恐怖症と呼ばれる障害には、閉所恐怖症の他に対人恐怖症や高所恐怖症などがあります。閉所恐怖症は「閉じ込められている」と感じる状態に異常に反応し、恐怖を感じるもので実際には閉じ込められていなくとも、「逃げ出せない」と感じる状況であると本人が思えば、それに反応して異常な恐怖を覚えるというものです。

閉所恐怖症?そう判断されるガイドライン!

閉所恐怖症であると判断されるには次の要件を満たす必要があります。

    <閉所恐怖症の要件>

  • 狭い空間で異常な不安と恐怖を覚える
  • 「逃げ出せない」と感じ異常な不安と恐怖を覚える
  • 実際に生活や仕事における支障

実際、社会生活に支障が出ない程度の不安や恐怖であれば、それは閉所恐怖症とは言えません

多くの人が諦めて治療も受けない?閉所恐怖症の実態

閉所恐怖症の患者は大半が「これは体質だから」「生まれつきそうだからと思い、諦めて治療を受けることがありません。その結果、苦手な狭い所、閉塞感のあるところを避けて生活するようになり、社会生活に支障を感じながらも我慢して生きていくことになります。

閉所恐怖症患者にとって閉所は?日常生活に密接にかかわる場所

閉所恐怖症の人が苦手と感じ、そこに行くことを避ける場所は個人差がありますが多岐に渡ります。その場所や状況を実際に閉じ込められているものと、そうでないものに分けて挙げてみました。

実際に閉じ込められている場所及び状況は?

閉所恐怖症の人が実際に閉じ込められ、異常なまでの恐怖を抱く場所は以下のようなところです。

    <閉所恐怖症が閉所と認識する場所>

  • 電車、バスなどの陸上輸送手段
  • 飛行機、船舶などの海空輸送手段
  • エレベーター
  • 映画館などの暗い密室
  • 狭い部屋
  • MRI検査やCT検査

実際には閉じ込められていない?でも逃げ出せないと感じる場所と状況

閉所恐怖症の人が実際には閉じ込められていませんが、閉じ込められていると感じ、異常な恐怖を抱く場所や状況を示します。

    <閉所恐怖症が閉じ込められていると感じる場所、状況>

  • 人が密集するエリア
  • 飲み会などの奥の席
  • 会議場
  • 歯医者の処置台
  • スキューバーダイビング
  • ヘルメットやマスク

閉所恐怖症と日常生活?生活や仕事に重大な支障!

閉所恐怖症は日常生活や社会生活に対して重大な支障を及ぼす場合があります。それを具体例を挙げて説明していきます。

電車やバス、乗用車に乗れない!飛行機にも乗れない

電車やバスに乗れなければ当然もっと狭い乗用車には乗れません。つまり歩いていくか行くこと自体を諦めるかの選択肢になります。飛行機や客船に乗れなければ海外に出かけることは諦める以外にありません。

エレベーターに乗れない!毎日階段で通勤?

映画は見に行けませんし、マンションのワンルームに暮らすことは不可能です。例え2LDKのマンションを購入したとしても、エレベーターが使えないので毎日階段で上り下りをしなければなりません。いざというときに病院の検査さえも受けることができなくなるのです。

人混みが閉所恐怖症の対象?買い物もできません

さらに人が密集しているエリアはダメですからコンサートはもちろんデパートやショッピングモールに行くことも叶わず、もっぱら買い物は通販を利用しなければなりません。飲み会には出席できないばかりか、会社の重要な会議に出ることができませんので、出世など望む術もありません。

どうでしょう、重度の閉所恐怖症の方がどれだけ社会生活に犠牲を払わねばならないか、分かりましたか?

パニック障害の原因と閉所恐怖症の原因!酷似している?

閉所恐怖症の原因は感受性の強い幼少、青年期のトラウマ、例えば「押し入れに閉じ込められ怖い思いをした」とか「スキューバーダイビングで肺に水が入り死ぬ思いをした」などということが原因で発症することもありますが、実は原因がわからず発症するケースの方が多いのです。

遺伝ではなくもともと不安や恐怖を強く感じる素因があり、それが小さな出来事がきっかけで恐怖症が発症してしまう、この点はパニック障害と非常に似ている部分です。パニック障害も原因が特定できないがゆえに治療に時間がかかってしまうのです。

パニック障害になりやすい人!閉所恐怖症になりやすい人!

それではパニック障害になりやすい人や閉所恐怖症になりやすい人にはどんな性格の人が多いのでしょう?

閉所恐怖症にかかりやすい人の性格は?

不安を感じるのは脳の偏桃体やセロトニンの物質がかかわっていると言うことがわかっています。それでは閉所恐怖症にかかりやすい人はどんな人が多いのでしょう?

    <閉所恐怖症にかかりやすい人、性格>

  • 心配性の人
  • 完璧主義者
  • やけに神経質な人

パニック障害になりやすい人はどうでしょう?

    <パニック障害になりやすい人、性格>

  • 完璧主義者
  • 極度の心配性
  • マイナス思考が前面に出る性格
  • 自分の欠点や失敗を人に知られたくない
  • 短期でせっかちな性格
  • 周囲の期待に応えようと努力するタイプ
  • 責任感が強く失敗は許されないタイプ

以上がパニック障害になりやすい人の性格ですが、どうですか?閉所恐怖症を発症してしまう人の性格と酷似していませんか?

パニック障害と閉所恐怖症の治療法!比較すると?

パニック障害の治療法は抗不安剤の薬を服用し、生活のリズムを整え、バランスよい食事を摂り、適度な運動とストレスフリーな生活を心がけるというものです。これに対して閉所恐怖症の場合は処方される薬はほぼ同じですがその他に2つの治療方法を同時進行で行います。

閉所恐怖症の閉所に対する歪んだ認識を変える

まず、閉所に対する歪んだ認知を変え、正常範囲の恐れにまで恐怖度を抑えるということです。そのためにはプロの経験豊かなカウンセラーによるカウンセリングが必要です。2つ目は閉所に段階的に慣らしていくことで、これには家族や恋人など本人と親しい方の協力が欠かせません。

まとめ

広場恐怖症という障害があり、これはパニック発作からパニック障害に至る過程に発症する障害でもあります、これは閉所恐怖症に近い概念ですが、パニック障害と閉所恐怖症は医学的には異なる疾患に区別されます。

しかしながらパニック障害と閉所恐怖症は紹介したように、その症状、原因、なりやすい人の性格、治療法などの面で酷似している点が数多くある疾患です。この2つの疾患は極めて似ている不安障害のひとつですから、パニック障害を克服できれば閉所恐怖症の克服も不可能ではありません。

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