気分変調症はどこに分類される?正しい知識を得て快方へ!

気分変調症を患う人は、自分の病気がどのようなものか知りたくなる機会があることでしょう。

気分変調症をインターネットで調べてみると、どこで変化したのかうつ病の1つと説明されていたり、医学名にない新型うつ病に属すると書かれていたりします。

この機会に、国際的な基準から正しい分類を覚えておきましょう。さらに、混乱しやすいうつ病の分類も、厚労省が委託しているページなどから抜粋してお伝えします。

そもそも気分変調症とは?

気分変調症は、うつ病よりもやや軽い症状が2年以上続く慢性の疾患です。気分の落ち込みや倦怠感、食欲の変化や睡眠障害などが見られます。

長引くため体調不良と思い込み、診断が遅れる場合もあります。男性よりも女性に多く発症します。

気分変調症のかつての分類は?

気分変調症は、かつて「抑うつ神経症」「神経症性うつ病」と呼ばれ、神経症に分類されていました。

その後「神経症」という病名が使われなくなり、より詳しい症状の分類の変更などを経ています。

アメリカの精神医学会では「気分変調性障害」、最新のマニュアルでは「持続性抑うつ障害」と病名が変わっています。

WHOの診断基準では「気分変調症」と呼んでいます。ここでは便宜上、「気分変調症」の名で説明していきます。

気分変調症はどう分類される?DSM-Ⅴの場合!

それでは気分変調症がどこに分類されるのか見て行きましょう。まずはアメリカの診断マニュアルです。

DSM-Ⅴとは?

DSM(DiagnosticandStatisticalManualofMentalDisorder)とはアメリカの精神医学会APA(AmericanPsychiatricAssociation)が発行する精神疾患の診断・統計マニュアルです。

最新は2013年に発行された第5版です。DSM-Ⅴと表記されます。

気分変調症の分類は?

最新のマニュアルでは、気分変調症は「抑うつ障害群(DepressiveDisorders)」に分類されています。

うつ病などと並んで「持続性抑うつ障害(PersistentDepressiveDisorderまたはDysthymia)」の名前で掲載されています。

気分変調症はどう分類される?ICD-10の場合!

次にWHO(世界保健機関)の分類を紹介しましょう。日本ではこれに準拠した分類を作成し、統計や医療機関で使用しています。

ICD-10とは?

ICDとは、WHOの「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」(InternationalStatisticalClassificationofDiseasesandRelatedHealthProblems)のことです。

ICD-10とは第10版のことで、1990年に第43回世界保健総会で採択されました。一部改訂が行われた2003年版が最新のものとして使用されています。

気分変調症の分類は?

ICD-10では、気分変調症は「気分(感情)障害(Moodaffectivedisorders)」に属します。

うつ病や双極性感情障害などと並んで「持続性気分(感情)障害(Persistentmoodaffectivedisorders)」に分類されています。

その中に「気分循環症」などと並んで「気分変調症(Dysthymia)」と記載されており、日本でも同様に分類されています。

気分障害とは?この機会に覚えておこう!

ICD-10に出てきた「気分障害」とは、文字通り気分の障害であり、楽しい、悲しい、辛いなどの気分がうまくコントロールできずに生活に支障が出る状態を言います。

主にうつ病や双極性障害、気分変調症などが含まれます。

混乱しやすい!気分変調症とうつ病の分類は?

近年、うつ病の分類は大変複雑なものになりました。

「新型うつ」に「気分変調症」と「非定型うつ」が当てはまると説明するサイトもありますが、正式には「新型うつ」という医学名はありません。

また、「気分変調症」と「非定型うつ」の症状は似ていますが、別の病気なので覚えておきましょう。

厚生労働省の委託事業で開設しているサイトによる4つの分類と、スイスの精神科医キールホルツ(P.Kielholz)による病因別の分類方法を見て行きましょう。

症状の現れ方で分類する

うつ病の発症の仕方で分類するものです。

  • 単極性うつ病
  • 躁の状態がなく抑うつ状態だけが発症するもので、有病率は約3~5%、40~60代に発症し、女性は男性の2倍多いことが特徴です。

    頭痛やめまいなど体の不調を伴うこともあります。

  • 双極性うつ病(双極性障害)
  • かつて「躁うつ病」と呼ばれていたもので、抑うつ状態と躁の状態が繰り返し発症します。

    国内での有病率は、厚労省によるとⅠ型とⅡ型の合計が約0.7%と報告されています。20代での発症が多く、男女比に差はありません。

重症度で分類する

体調の度合いで分類する方法です。

  • 軽症
  • 軽い抑うつ症状が数ヶ月続き、受診するほどではないと自己判断をして頑張ることが多いケースです。

  • 中等症
  • 自覚症状があり、生活に支障が出る状態です。遅刻や欠席が増え、周囲の人が異変に気づくこともあります。

  • 重症
  • 明らかに状態が悪く、生活が満足に送れない状況を指します。放置せずに適切な治療が必要な状態です。

初めてか再発かで分類する

発症の回数で分類する方法です。

  • 単一性
  • 初めて発症した場合は「単一性のうつ病」と呼びます。しかし、約6割は再発の可能性があるという指摘もあります。

  • 反復性
  • 再発の場合は「反復性のうつ病」に当てはまります。季節性のうつ病もここに含まれます。

特徴で分類する

よく聞かれる分類方法で、混乱して説明されていることが多いので気をつけましょう。

  • メランコリー型
  • メランコリーとは、「気持ちがふさぐ、ゆううつ」という意味です。典型的なうつ病の型で、真面目で完ぺき主義、几帳面な人が当てはまる傾向が見られます。

  • 非定型
  • 従来のうつ病に当てはまらないタイプのうつ病です。若い世代に多く、好きなことはできる、やや過食傾向などが特徴です。気分変調症と似ていますが、異なる病気です。

  • 季節型
  • 秋や冬になると発症するタイプで、過眠や甘いものを欲しがる傾向があります。日光を浴びると回復に向かいます。夏に調子が悪くなるケースも見られます。

  • 産後
  • 出産後4週間以内に発症したものを指します。ホルモンのバランスの変化や慣れない育児への不安、睡眠不足などが影響します。

近年、知られるようになった呼び方も紹介しましょう。

  • ディスチミア親和型
  • 当時九州大学の大学院生だった樽味さんという人が名づけた型です。

    ディスチミア(Dysthymia)が「気分の不調」という意味で国際基準にも登場するため、気分変調症と混同しているサイトもありますが、異なる病気です。

    また、非定型とも似ていますが別に分類されます。従来のうつ病より軽く、若い世代に多く発症します。

病因別で分類する

また、キールホルツは病気の原因別に3つに分類しました。

  • 心因性うつ病
  • 心理的なストレスや、精神的な葛藤が原因で起こるうつ病を指します。さらに細かく神経症性・疲弊性・反応性に分かれます。

  • 内因性うつ病
  • 遺伝や体質など、先天的な要因が関係して起こるうつ病です。さらに細かく双極性・単極性・退行性に分類されます。

  • 身体因性うつ病
  • 脳や体の病気が原因で起きるうつ病です。脳が原因の場合は器質性、体が原因の場合は症状性と呼ばれます。

まとめ

気分変調症の分類についてお話してきました。アメリカの医学会の基準やWHOの基準などを詳しく見てみると、正しい分類がわかります。

混乱しやすいうつ病の分類もご理解いただけたでしょうか。気分変調症は、うつ病とは異なる病気です。正しい知識を得て適切な治療を行い、少しずつ回復へ向けて進みましょう!

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