パニック障害の人は鬱(うつ)病になるの?3~5割が併発!

現在、パニック障害は「不安障害」の1つと考えられています。「不安障害」には、他にどんなものがあるのか知っていますか。また、パニック発作と似た症状を持つ別の病気もあります。

パニック障害を放っておくと、より深刻な病気に発展する危険もあります。これらの病気について確認し、自分の症状を判断する際の参考にしてください。病院を受診する時もスムーズに相談する事が出来るはずです。

人前でドキドキするのは?不安障害の症状

不安障害の1つと言われるパニック障害。不安障害の症状を見てみましょう。

不安障害の症状を知る

ある状況やストレスに対して過剰な不安・恐怖を抱き、それによって苦しみ、行動に支障が出たり心理的障害を引き起こしてしまうような症状を「不安障害」と言います。

「不安障害」は以前「神経症」と呼ばれていました。強い不安/イライラ感/恐怖感/緊張感などの精神症状があります。また、発汗/動悸/頻脈/胸痛/頭痛/下痢などの身体症状が現れる事もあります。

不安障害になるきっかけ

難しい仕事や試験・発表会や初対面の相手の前などで、緊張してしまうのは誰にでもあることです。それが何らかのきっかけで通常予想される以上に強い不安や恐怖を感じてしまうと、不安障害になると考えられています。

パニック障害以外にも有る?不安障害の種類

パニック障害と併発する疾患もありますので、他の不安障害についても知っておきましょう。

不安障害の種類は複数

不安障害はいくつかの種類に分けられます。それぞれの不安障害には各々違う症状がありますが、どの疾患も、行き過ぎた恐怖感や不安感を持つことを症状とします。

    <不安障害の種類>

  • 全般性不安障害(GAD):全般性不安障害とは、特殊な場面に限定されない出来事、物体、状況などについて、過剰で長期間にわたる不安や苦悩を主な症状とする慢性的な不調です。健康・経済状況・家族・仕事・学業などについて不安を感じ、これらについての「具体的な恐怖を見つけ出す事」「心配をコントロールすること」が難しいとされています。
  • パニック障害(パニック症):パニック障害は、体の震え・混乱・めまい・吐き気・呼吸困難を発症させるほどの強い恐怖感や短期的な不安、または突然の発作を特徴としています。パニック発作は突然表れ、10分程度でピークに達し1時間ほどで収束します。持って生まれた性格・気質に心理的要因が重なり、その上に身体的要因(脳機能障害)が影響を及ぼして発症するのです。またパニック発作は「予期不安」をもたらし「広場恐怖」に?がっていきます。
  • 特定の恐怖症:特定の対象や状況に対して強い恐怖感を持ちます。「動物や昆虫に対する恐怖症」「高所恐怖症」「閉所恐怖症」「先端恐怖症」などが有り、それら恐怖感の対象から逃れようとします。
  • 社交不安障害(=社会不安障害/SAD):「初対面の人との会話」「人前での発表・スピーチ」「受付での手続き」「人前での行動」「会食やパーティ」などの対人場面で身体症状が現れます。強い不安/強い緊張/頭が真っ白になる/声が震える/声が出ない/手足の震え/めまい/動悸/口の渇き/赤面/発汗/吐き気などです。その為、次第に対人場面を避けるようになり、日常生活に多大な影響を及ぼすようになります。しばしばパニック障害を併発します。
  • 強迫性障害:同じ行為を繰り返してしまう「強迫行為」と、同じ思考を繰り返してしまう「強迫観念」からなります。自分の意に反して不合理な行為や思考を繰り返してしまう精神疾患です。「不潔恐怖」「疾病恐怖」「不完全恐怖」、その他にも様々なものがあります。
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD):天災・戦争・事故・犯罪・虐待などの「生命が脅かされるような出来事」によって強い精神的衝撃を受けた事が原因で、著しい苦痛や生活機能の障害をもたらしている状態の事を言います。
  • 分離不安障害:愛着のある人物・場所から離れることに、強い不安を感じます。乳幼児に多く見られるものですが、治療せずに放置した場合、大人になっても症状が持続する場合があります。

治療したほうがいい?放っておくと悪化!

パニック障害の患者が抱え込みがちな心理状態があります。気をつけましょう。

希死念慮(きしねんりょ)

パニック障害についての適切な治療をせず放っておくと、漠然と「死ぬ事」を考えてしまう希死念慮(きしねんりょ)を持つようになる事があります。

心気症(ノイローゼ)

心気症とは、実際には病気ではないのに自分の体調や状態を誤って解釈し「自分は重大な病気なのではないか」と思い込んでしまう症状のことです。大半は思い込みによるもので、状態が悪化する心配はありません。

ただ、常に病気のことを考えているため、症状が酷くなると「鬱病」に進んでしまう危険性もあります。

治療しないとどうなる?鬱病になる危険が!

パニック障害をきちんと治療しないままでいる事には、大きな危険があります。

3~5割が鬱病併発

パニック障害では「予期不安」や「広場恐怖」が深刻化してしまう事で、気分が落ち込み「鬱病」を発症する事があります。パニック障害の患者さんの3~5割は「鬱病」を併発しているとも言われています。「鬱病」を避けるため出来るだけ早く精神化・心療内科を受診し、適切な治療を受けてください。

意気消沈型鬱状態

発作の程度が軽くなっても、そのまま病気を放置していると、常に「予期不安」がある状態が続き、やがて自分の病気以外には周囲のことに全く関心がなくなり、意欲がどんどん減退していく、抑うつ的な症状が進んでいきます。このような状態を、「意気消沈型鬱状態」といいます。

パニック障害併発型鬱病

パニック発作が消失する前後、またはパニック発作が起こる前後に、強い抑うつ気分が出現する「パニック障害併発型鬱病」を発症する事があります。その場合、パニック障害の治療に加えて専門的な鬱病の治療が必要になります。

    <パニック障害併発型鬱病チェックリスト>

  • ほとんど1日中気分が落ち込んでいる
  • 何に対しても興味も喜びも持てない、楽しめない
  • 食欲がない、または食欲がありすぎる、そのため急激な体重の変化(増減)がある
  • 3日以上続く不眠や睡眠の悩みがある
  • 頭の回転が鈍い気がする(うまく話せない、頭が空回りする)
  • 理由もなくいらいらする
  • 疲れ易く、活力が出ない
  • やる気が起こらない
  • 些細なことに申し訳ないと悩む
  • 自分は価値のない劣等な人間と思う
  • 根気がない(落ちた)
  • 日常の簡単なことが決断できない、集中力がない(落ちた)
  • 特に朝方に憂うつになる、気分の変動が激しい
  • 生きていても仕方がないと思う

発作の不安をお酒で解消?!依存症の危険が!

パニック障害を発症してしまった事による苦しみをお酒で解消しようとするのは、本末転倒です!

アルコール依存症の危険

パニック障害の患者さんのなかで、男性に多いのがアルコール依存症です。発作の不安をアルコールで紛らわせてしまおうと過度に飲酒することで起こります。「予期不安」や「広場恐怖」からアルコールが手放せなくなってしまうのです。

アルコールに逃げない

しかしアルコールは現実逃避の手段であり、パニック障害が悪化する事はあっても良くなる事はありません。強い意志と勇気を持って、アルコールとは手を切るべきです。

この症状はパニック障害?別の病気かも

自分の症状がパニック障害によるものなのかどうか、確かめる必要があります。

類似の病気を見極める

パニック障害と似た症状ではあるが、パニック障害ではない病気がたくさんあります。その中にはパニック障害と深く関わっている病気もあれば、全く異なる原因を持っているものもあります。原因を見極める為には、病院での丁寧な検査・診療が必要になります。

    <パニック障害と似た症状の病気>

  • 自律神経失調症:交感神経と副交感神経から成り立つ自律神経のバランスが崩れた時に起こる症状の事を言います。自律神経失調症には様々な症状があり、その現れ方も人によって様々です。パニック発作の症状は広い意味では自律神経失調症であるため、間違った診断をされている人も少なくないと思われます。
  • 心身症:自分の感情を認識する事が苦手な人が陥る傾向にあり、慢性的なストレスが特に大きな原因と考えられています。代表的な症状として胃潰瘍や下痢などの胃腸障害・頭痛・喘息などがあり、他にも様々な症状が見られます。
  • 偏頭痛:頭の片側のみに激しい頭痛や脈打つような頭痛が起こり、めまいや吐き気を催すこともあります。また、光や音に過敏に反応する傾向もあります。4時間から3日にわたって症状が続く場合があり、男性に比べると女性の発症率は3倍になります。
  • 緊張型頭痛:最も一般的な頭痛です。鈍い痛みを伴い肩や首筋のコリを伴います。様々なストレスや睡眠不足・眼の疲れなどが原因で引き起こされます。時に緊張型頭痛の特徴を持っているが実は片頭痛である「変容型片頭痛」という場合もあります。
  • 本態性(機能性)高血圧症:原因不明の高血圧全般を指し、発症の要因として遺伝や環境の影響が考えられています。頭痛や肩こり・倦怠感などの症状を訴えます。
  • 心臓神経症:動悸・息切れ・呼吸困難・めまいなど、心臓病の症状が見られますが、検査をしても異常は見つかりません。ストレスや過労・不安感などから交感神経が活発になり心臓病のような症状が表れます。
  • 起立性低血圧症:立ち仕事や急な起立の際にめまいやふらつきを起こします。特に食後や運動後に起こりがちです。原因として、自律神経失調症・血圧の調整反射が不十分・加齢・何らかの疾患・薬剤の影響などが考えられます。
  • 過換気症候群(かかんきしょうこうぐん):主にストレスによって突然呼吸回数が早く・多くなり(過呼吸)、呼吸困難に陥り、動悸や胸が締めつけられるような感じがして苦しくなります。頭痛や吐き気を伴ったり失神してしまうケースもあります。パニック障害が原因で過喚起症候群の発作が出る事もあります。
  • 過敏性腸症候群(ストレス性胃腸炎):時や場所を選ばず、急に腹痛や便意異常に襲われます。幅広い年齢層の人が発症しますが、特に20代~30代の若者に多く見られます。主な症状は、腹痛・下痢・便秘で、男性は下痢型・女性は便秘型が多いようです。また、下痢型の場合、電車の中や商談の場など、すぐにはトイレに行けない状況で症状が出るパターンが多くなります。
  • 機能性胃腸炎:ガンや潰瘍などの病気が無いにもかかわらず、胃の痛みやもたれ・不快感などを感じます。胃の運動機能障害によって引き起こされます。ストレスや過労が関係していると考えられます。
  • メニエール症候群・良性発作性頭位性めまい:パニック障害同様、耳鳴りやめまい・動悸や吐き気・音感異常などを起こしますが、原因は耳にあります。確認のためには耳鼻科を受診し、診断を受ける必要があります。

これは本当にパニック障害?病院で検査を!

パニック障害は「不安障害」の1つです。「不安障害」は以前「神経症」と呼ばれていました。不安・恐怖感などの精神症状、発汗・動悸などの身体症状があります。他に、特定の状況で不安感・恐怖感に苦しむ別の疾患が複数あります。

パニック障害は、放っておくと3~5割の患者が「鬱病」を併発してしまう危険性があります。また発作の辛さからアルコールに逃げて、依存症になってしまう場合もあります。適切な治療を受けてください。

他に、パニック障害と似た症状があっても別の病気という事もあります。自己判断せずに自分の症状がパニック障害によるものかどうか調べてもらいましょう。

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