全般性不安障害と不安障害は同じなのか?基準となる6つの症状とは?

「全般性不安障害」とは、不安を主訴とする不安障害の分類の一つです。「急性または突発性の不安症状」を特徴にしているの「パニック障害」に対し、慢性の不安症状の継続性を特徴としています。

全般性不安障害は病気であり、適切な治療によって徐々に治していくことが可能ですが、不安や心配が強いという以外は際立った症状に乏しく、「気持ちの問題」と誤解を生じやすいため、発見が遅れてしまいがちな疾患です。

全般性不安障害の早期発見と早期治療に繋げるため、症状や治療法などの基本的情報を説明します。

特別な出来事が見当たらない?原因はストレスの蓄積!

原因はストレスの蓄積!

全般性不安障害の原因として、何らかの精神的なショック、心配ごと、悩み、ストレスなどの心因が疑われていますが、そのような出来事が全くみられないことも多く、過労、睡眠不足など、一般的な身体的悪条件を発端として発症することもあります。

日常生活の中での様々なストレスの積み重ねにより、いつのまにか発症しているケースが多くみられており、特定の出来事に対するストレス反応が原因ではありません。

症状が分かりにくい!慢性的なの継続が特徴!

症状が分かりにくい!

全般性不安障害は、日常生活での不安や身体症状によって、本人とってとても辛い思いをしているにもかかわらず、発作など目立った症状が少ないことや、「不安」、「恐怖」などは他人に推し量れるものではないため、病気であると認識されにくい特徴があります。

また、現在の日本では、全般性不安障害という病気の存在自体が、まだ広く周知されていないことも一因となっています。

慢性的なの継続が特徴!

全般性不安障害は、日常生活の様々なことに「過度の不安感」が生じ、それが慢性的に継続する特徴を持っており、不安感に伴って多種の精神的および身体的症状を現します。診断基準では、症状の継続は6か月以上とされています。

    <主な精神症状>

  • 慢性的な不安感、緊張感、焦燥感
  • イライラ、興奮、苦悶
  • 落ち着きの無さ、集中困難
  • 刺激への過敏な反応
    <主な身体症状>

  • 動悸、頻脈、眩暈
  • 呼吸困難(息苦しさ)
  • 手指の震え、発汗
  • 吐き気、嘔吐
  • 下痢、便秘、頻尿

治療が遅れがちな訳とは?診断基準は7項目!

特に日常生活に支障がでない程度の症状であるならば、医師による治療を必要としませんし、本人なりの工夫や努力で対処可能です。しかし、全般性不安障害という病気であったら話は別です。自分の気持ちの問題だと判断し、適切な治療が遅れてしまわないようにしなければなりません。

治療が遅れがちな訳とは?

一般的に身体症状を強く自覚し、内科等を受診することになりますが、様々な検査を行っても全般性不安障害では、症状の原因となる身体疾患は見つかりません。本来、身体疾患を否定する検査結果があったら精神科など専門医を受診すべきなのですが、精神科への偏見ともいえる心のハードルの高さから、受診をためらう方が多くみられます。

全般性不安障害は「病気」であるとの認識をしっかりと持って、専門家である精神科医の治療を早く受けることが大切です。

診断基準は7項目!

全般性不安障害の診断基準には、主に米国精神医学会編「DSM-Ⅳ精神疾患の分類と診断の手引」が用いられており、診断基準を要約すると以下の7つの項目になっています。

    <7つの診断基準(DSM-Ⅳ)>

  • 多数の出来事(仕事や学業など)または活動についての過剰な不安と心配が、起こる日のほうが起こらない日より多い状態が、少なくとも6ヵ月間にわたる。
  • その人は、その不安を抑制することが難しいと感じている。
  • その不安、心配、または身体症状が、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。
  • その障害は、物質(例:乱用薬物、医薬品)または他の医学的疾患(例:甲状腺機能亢進症)の生理学的作用によるものではない。
  • その障害は他の精神疾患ではうまく説明されない
  • その不安および心配は、以下の6つの症状のうち3つ以上を伴っている(子どもの場合は1項目)
    <不安および心配の6つの症状>

  • 落ち着きのなさ、緊張感、または神経の高ぶり
  • 疲労しやすいこと
  • 集中困難、または心が空白となること
  • 易怒性
  • 筋肉の緊張
  • 睡眠障害(入眠または睡眠維持の困難、または、落ち着かず熟眠感のない睡眠)

治療は生活習慣の見直しから!治療の進め方とは?

全般性不安障害の根底にあるのは「不安」であり、そのため治療の目的は、不安や心配を軽減させることにあります。

治療は生活習慣の見直しから!

不安障害の治療は、主に薬物療法と精神療法の併用ですが、生活習慣の見直しが重要となっています。

薬物や精神療法の効果を最大限に発揮」させるため、「不安が高まるような生活習慣がないか」を主治医と確認していきます。不安を悪化させる生活習慣を改善するだけで、症状が大幅に改善することもあり、地道な治療ですが、高い治療効果を期待できます。

治療の進め方とは?

精神療法はある程度気持ちに余裕がないと効果が十分に発揮されないため、治療の初期は、薬物療法から開始されることが一般的です。

薬物療法では、SSRIなどの主にセロトニンを増やす作用に優れる「抗うつ剤」、抗うつ剤の効果が低い場合「抗不安薬」も併用します。また、症状によっては不安に効果のある「漢方薬」を処方する場合もあります。

精神療法は、副作用が少なく安全性の高さがメッリとの治療法ですが、日本ではまだ保険対象となっていないことや、治療に時間がかかるなどのデメリットがあります。

治療は焦らずゆっくりと!慢性化や併発を防ぐには?

治療は焦らずゆっくりと!

全般性不安障害の治療は長期にわたり、薬物治療では6~12か月を目処とされていますが、人によっては一生にわたる場合もあります。服薬を中止した場合、1か月後に25%、1年以内には60~80%の人に再発がみられています。

治療によって症状が軽くなっても、自己判断で治療を中断しないよう注意する必要があります。

慢性化や併発を防ぐには?

全般性不安障害は、他の精神疾患(うつ病、パニック障害など)を併発する可能性が高い病気です。不安などの精神症状や身体症状が継続し、全般性不安障害の疑いがあった場合、早めに専門医の診断を受ける必要があります。

慢性化することで治りにくくなるため、早期から治療することが重要となっています。

まとめ

全般性不安障害は、不安を発端に発症する疾患ですが、不安という感情は全ての人がもつ感情であり、疾患かどうかを自己判断するのは困難です。そのため、不安や心配で辛い日々が続いているのであれば、一度精神科を受診して病気に至っていないかの診察をしてもらう事がQOLを高めることになります。

全般性不安障害の存在を知り、「心配しすぎ」だと決めつけずに、必要に応じて専門家に相談する、または、相談を促すよう心掛けましょう。

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